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公開日:2021年9月22日

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第76回香川県新型コロナウイルス対策本部会議(概要)―令和3年9月22日(水曜日)

第76回香川県新型コロナウイルス対策本部会議

本県の現状について

2021年9月21日(火曜日)現在、県内の状況を国の分科会提言における指標及び目安と比較すると、入院率がステージ3の目安とされる数値を超えていますが、その他の指標は下回っている状況です。
まん延防止等重点措置適用前の8月19日と比較すると、8月19日時点では、直近1週間の累積新規感染者数、確保病床使用率、入院率及び療養者数はステージ4、重症者用病床の使用率及び直近1週間のPCR陽性率はステージ3であったものが、入院率以外はステージ3を下回り、7月下旬からの感染者の急拡大は一定落ち着いたと考えています。

香川県の現状

(PDF:565KB)

 

香川県の感染者の状況について、年代について見ると、9月の状況は、30歳代以下が57パーセント、40歳代から60歳代が31パーセント、70歳以上が13パーセントとなっており、8月と比較すると、30歳代以下が減少しましたが、依然として若年層が感染の中心を占めています。

感染経路では、9月では、同居家族が最も多く61パーセント、次いで未就学児を預かる保育所等が17パーセントなどとなっています。8月は、同居家族が49パーセントと最も多かったものの、知人との交友活動が25パーセント、親族が14パーセントであり、お盆前後の人の動きが影響していたものと考えられます。9月に入り、そうした要素による感染が減少し、同居家族内の感染の割合が増え、9月中旬では、保育施設等での感染の割合が増えています。

県外歴、外食・会食歴ともに、8月から減少しており、まん延防止等重点措置の適用等による飲食店の営業時間短縮等の効果により、割合が減ってきていると考えられます。

居住地については、高松市が73パーセントと、8月の51パーセントと比べて、高松市での感染割合が増加しています。

 

新型コロナウイルス感染症の治療に当たっている県内20の医療機関において抗体カクテル療法に使用する薬剤である中和抗体を在庫保有しており、このうち、14の施設で投与実績があります。
抗体カクテル療法は、早期に投与することで、高い重症化予防効果が得られるとされており、特に重症化リスクの高い方に有効な治療法であり、今後とも効果的な利用がさらに進むよう努めます。

新型コロナワクチンについては、若年層の接種が進んでいない状況であり、若年層への接種をより一層推進していくことが課題となっているため、若年層に訴求しやすいSNSを使った広報を開始しました。また、SNSをあまり利用されない中年層の方に対してもポスター・チラシを作成し、ワクチンに関する正しい知識の普及に努めます。

 

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本県における今後の対応について

9月25日(土曜日)から30日(木曜日)までの間は、県の対策期を「緊急事態対策期」から1段階移行し、「感染拡大防止集中対策期」に移行することとします。
県民の皆さまには、お一人お一人が油断せず、高い意識を持って、感染防止対策の徹底に努めていただくよう、改めてお願いします。

感染拡大防止集中対策期(まん延防止等重点措置の実施期間)における対策として、高松市の飲食店のうち、かがわ安心飲食店認証制度による認証済みの店舗のみ、営業時間は20時のままですが、1グループ4人以内または同居家族のみの利用の場合は、現在停止している酒類の提供を19時30分まで可能とし、高松市以外の地域では、県独自の営業時間短縮を21時まで営業、20時まで酒類提供に緩和(現時点の協力要請からそれぞれ1時間延長)することなどとします。
なお、9月25日以降の協力金の金額について、高松市以外の飲食店に対しては一部変更があります。

 

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まん延防止等重点措置の対応状況等について

時短要請に応じていないと見受けられる高松市内の飲食店への対応について、実地調査により営業実態の確認を行った店舗数は48店、要請に応じていただけず、文書による命令を行った店舗数は7店、このうち現在店名を公表している店舗数は6店となっています。
命令を行った店舗については、期間内に現地確認を行い、命令違反について過料の手続きを行います。

県内の大規模施設への営業時間短縮等の協力要請を踏まえた巡回の実施状況については、367施設となっています。

飲食店の営業時間短縮協力金コールセンターの問い合わせについて、高松市内の飲食店への営業時間短縮等の協力要請を行った8月7日(土曜日)以降、問い合わせは、3482件ありました。

高松市における新規感染者のうち、会食・外食歴、外食歴のある方の割合はいずれも逓減しており、直接的な効果とまでは言えませんが、時短の効果が出てきているものと考えています。

人流については、特に、高松市内の飲食店の時短が開始された8月7日以降、歓楽街の人出は減少しており、現在も低い水準で推移しています。

 

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その他

Go To Eatキャンペーンについては、営業時間短縮要請の内容変更にあわせ、食事券及びオンライン予約ポイントの利用自粛の呼び掛け内容について、高松市以外の市町においては、令和3年9月25日(土曜日)から9月30日(木曜日)までの期間中、午前0時から午前5時まで及び午後9時から午後12時までに変更するよう、改めて農林水産省に依頼します。

高松市内においては、引き続き午前0時から午前5時まで及び午後8時から午後12時までの時間帯について、同キャンペーンにおける食事券等の利用自粛の呼び掛けを行うよう、農林水産省に連絡します。

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関連リンク

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これまでの本部会議【動画】

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このページに関するお問い合わせ

健康福祉部健康福祉総務課

電話:087-832-3335

FAX:087-806-0209