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公開日:2021年9月9日

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第74回香川県新型コロナウイルス対策本部会議(概要)―令和3年9月9日(木曜日)

第74回香川県新型コロナウイルス対策本部会議

本県の現状について

2021年9月8日(水曜日)現在、人口10万人当たりの療養者数がステージ4、直近1週間の累積新規感染者数、確保病床の使用率及び入院率がステージ3の目安とされる数値を超えている状況です。

まん延防止措置適用前の8月19日(木曜日)と比較すると、直近1週間の累積新規感染者数等、一部の数値が改善されていますが、医療のひっ迫具合を示す指標である確保病床の使用率がステージ3となっていることから、引き続き、警戒が必要な状況となっています。

香川県の現状

(PDF:564KB)

香川県の感染者の状況について、年代について見ると、30歳代以下が61パーセント、40歳代から60歳代が33パーセント、70歳以上が5パーセントとなっており、8月と比べると構成比にあまり変動はなく、若年層が依然として感染の中心を占めています。

感染経路では、9月では、同居家族が最も多く56パーセント、職場が22パーセント、知人との交友活動9パーセント、親族9パーセントとなっています。9月に入り、お盆前後の人の動きによる感染が減少し、相対的に同居家族や職場といった日常生活での感染の割合が増えてきたものと考えられます。

県外歴、外食・会食歴は「あり」の割合が減少し、お盆前後の人の動きの影響がなくなったことや、まん延防止等重点措置の適用等による飲食店の営業時間短縮等の効果により、割合が減ってきていると考えています。

居住地については、高松市が50パーセントとほぼ8月と変わらず、西讃地域がやや増加し、県外が減少していますが、それ以外については大きな傾向の変化は見られないものと考えています。

 

県の広域集団接種センターにおける妊婦の方への接種について、1回目の接種は213人の方から申し込みがあり、希望者全員の申し込みを受け付けました。2回目の接種については、広域集団接種センターが9月12日(日曜日)で終了することから、臨時の特設会場を県庁本庁舎21階の展望室に設置し、10月2日(土曜日)及び3日(日曜日)の2日間、9時から12時の時間帯で接種を行います。

各市町の新型コロナワクチン接種状況については、県全体では、1回目の接種回数が県人口に占める割合が56.65パーセント、2回目の接種回数が45.71パーセントとなっており、ほぼ全国平均並みの状況です。

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本県における今後の対応について

国の基本的対処方針分科会での意見を踏まえ、政府対策本部会議において、本県におけるまん延防止等重点措置の期間が、9月30日(木曜日)まで延長されることとなっています。

本県の感染状況について、新規感染者数は減少傾向にありますが、療養者数は国のステージ4を超える水準にあり、医療提供体制は、依然として厳しい状況が続く中、まん延防止等重点措置の延長に伴い、引き続き、これまでの対策を継続します。

「香川県まん延防止等重点措置」について、実施期間の延長に伴い、飲食店への営業時間短縮の第8次要請及び香川県営業時間短縮協力金(第8次)、大規模施設等への営業時間短縮の第2次要請及び香川県大規模施設等営業時間短縮協力金(第2次)などを修正しました。

国から「催物の開催制限に係る留意事項」について補足する事務連絡が各都道府県に通知されたことを踏まえ、「催物(イベント等)の開催に係る留意事項」について、所要の改正を行っています。

集客が見込まれる又は観光やレジャー等に関係する県有施設等は、9月12日までの間、原則、休館・休園又は利用自粛などの対応をとっていますが、緊急事態対策期の延長に伴い、この対応についても、9月30日まで期間を延長します。

また、県内市町にも同様の措置を講じていただくよう協力要請を行います。

県有施設等の対応

(PDF:509KB)

病床確保計画を9月3日(金曜日)に変更し、確保病床は238床、うち重症者用病床は30床となりました。

軽症者等の宿泊療養施設については、3棟目(ホテルルートイン高松屋島)の入所者の受け入れを、9月4日(土曜日)から開始し、確保した室数は212室から368室となりました。

酸素ステーションの設置については、現在、宿泊療養施設として使用している、福田町ホテル(旧チサンホテル)に設置することが適切と判断し、この建物の、1つのフロアを、酸素ステーションとして転用します。

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まん延防止等重点措置の対応状況等について

酸素ステーションの設置については、現在、宿泊療養施設として使用している、福田町ホテル(旧チサンホテル)に設置することが適切と判断し、この建物の、1つのフロアを、酸素ステーションとして転用します。

時短要請に応じていないと見受けられる高松市内の飲食店への対応について、実地調査により営業実態の確認を行った店舗数は24店、このうち要請に応じていただけず、命令及び店名を公表した店舗数は、7店となっています。
命令を行った店舗については、今後、現地確認を速やかに行い、命令違反について過料の手続きを行います。

県内の大規模施設への営業時間短縮等の協力要請を踏まえた巡回の実施状況については、198施設となっています。

飲食店の営業時間短縮協力金コールセンターの問い合わせについて、高松市内の飲食店への営業時間短縮等の協力要請を行った8月7日(土曜日)以降、問い合わせは、2,166件ありました。

高松市における新規感染者のうち、会食・外食歴、外食歴のある方の割合はいずれも逓減しており、直接的な効果とまでは言えませんが、時短の効果が出てきているものと考えています。

人流については、高松市内の飲食店の時短が開始された8月7日以降、歓楽街の人出は、減少していることが見受けられます。

 

かがわ安心飲食店認証制度は、感染防止対策に取り組む飲食店を県が認証するものであり、受け付けを開始した6月14日から8月3日までの期間の申請件数については、一日平均約15件であったものが、第7次営業時間短縮協力要請の実施を発表した、8月25日から9月7日までの期間における申請件数は、一日平均約26件と、高松市内の店舗を中心に認証申請が増加しています。

かがわ安心飲食店認証制度

(PDF:348KB)

認証店取得の促進策については、認証取得補助金と営業時間短縮要請時の選択制に加え、認証取得の促進とともに、継続的な感染対策を支援し、飲食店における感染拡大防止の取組みを応援するため、1店舗当たり10万円の応援金を支給する飲食店感染防止対策認証取得・継続促進事業として、9月議会に補正予算案を提案します。

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学校における対応について

県立学校は9月13日から新学期の始業を迎えますが、学校における感染拡大防止の徹底等を図るため、9月13日~30日の間の授業時間、部活動、文化祭、修学旅行等についての対応に関して、県立学校長に通知します。
市町教育委員会に、これら県立学校の対応をお知らせするとともに、各市町の実情に応じて感染症対策の徹底を図るよう依頼します。

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その他

Go To Eat キャンペーンに係る本県の対応について

まん延防止等重点措置の延長による飲食店への営業時間短縮の要請延長とあわせて、令和3年9月13日(月曜日)から9月30日(木曜日)までの期間中、午前0時から午前5時まで及び午後8時から午後12時までの時間帯について、県内全域でのGo To Eatキャンペーンにおける食事券及びオンライン予約ポイントの利用自粛の呼びかけを行うよう、同キャンペーンの実施主体である農林水産省に依頼します。

「新うどん県泊まってかがわ割」について

県民の皆様を対象に県内宿泊等を助成する「新うどん県泊まってかがわ割」については、「緊急事態対策期」の延長に伴い、9月30日までの旅行に係る新規予約の受け付けを引き続き停止します。
既存予約については、9月21日から9月30日までの宿泊等に係る助成の適用を停止します。

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関連リンク

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これまでの本部会議【動画】

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このページに関するお問い合わせ

健康福祉部健康福祉総務課

電話:087-832-3335

FAX:087-806-0209