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2021年6月17日(金曜日)現在、県内の状況を国の分科会から示された指標および目安と比較すると、感染経路不明者数の割合が国のステージ3の目安とされる数値を上回っておりますが、その他の指標は下回っている状況です。
新型コロナウイルスワクチンの接種については、医療従事者向け優先接種は、2回目の接種回数が接種対象者数に近付いており、近日中の接種完了が見込まれています。高齢者向け優先接種は、6月16日時点で、1回目の接種率が43.62パーセント、2回目の接種率が12.55パーセントとなっています。
香川県対処方針に基づき、6月21日(月曜日)から7月11日(日曜日)までの間は、対策期を「感染拡大防止対策期」として、必要な対策を行います。
県が広域集団接種センターを設置・運営し、各市町における接種と並行実施することで、早期のワクチン接種の推進と接種の加速化を図ります。
高松会場については、高松市幸町の香川大学体育館を会場として、7月19日(月曜日)から9月12日(日曜日)までの8週間に、1日あたり720回の接種を毎日実施し、合計約2万1,000人への接種を実施します。
これに先立ち、7月10日(土曜日)から7月18日(日曜日)までの土日に、県職員の医師、看護師等を活用し、1日あたり540回の接種を実施します。
接種対象者は、高齢者・障害者施設等の従事者、小・中・高等学校等の教職員、保育所、こども園等の職員を想定しています。
中西讃会場については、善通寺市文京町の四国学院大学体育館を会場として、7月19日(月曜日)から9月12日(日曜日)までの8週間に、1日あたり360回の接種を毎日実施し、合計約10,000人への接種を実施します。
以上の内容に基づき、所要の議案を県議会6月定例会に追加提案します。
本県の県内施設の現有機器を最大限活用した場合の検査能力は1日当たり最大1,454件で、緊急最大の検査需要の1,464件を若干下回っている状況です。
今後、これまで以上の急激な感染拡大が生じた場合にも十分に対応できるよう、民間検査機関および診療・検査医療機関等におけるPCR検査機器の整備支援を行うための補正予算を6月定例県議会に提案しています。
これにより、県内施設において1日当たり最大2,314件の検査が可能となる見込みです。
「感染拡大防止対策期」への移行に伴い、宿泊助成の対象期間をこれまでの「6月30日まで」から「7月20日まで」に延長します。7月11日までは、4人以下の旅行に限定して宿泊助成を適用します。
ただし、同居家族のみの場合は、人数制限の対象とせず、助成を適用します。
感染症対策、部活動、マスクの着脱について、留意すべき事項を県立学校長に通知するとともに、市町教育委員会にも送付します。
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