ここから本文です。
昨日9月7日(水曜日)時点における本県の現状について、確保病床使用率は48.3パーセント、重症確保病床使用率は13.3パーセント、療養者数は10,711人、また、直近1週間の累積新規感染者数は6,538人となっています。
人口10万人当たりでみると、それぞれ1,127.2人、688.0人となっています。
7月1日(金曜日)から9月6日(火曜日)までにおける本県の感染者の状況等について、感染者の年代別で見ると、10歳未満が11,359人(14パーセント)、10歳代が10,984人(14パーセント)、20歳代が9,825人(13パーセント)、30歳代が11,523人(15パーセント)、40歳代が12,526人(16パーセント)となっており、30歳代以下が全体の56パーセントを占め、児童や学生、その親世代である30歳代、40歳代の感染が多くなっています。
また、居住地別で見ますと、高松市が34,931人と全体の44.5パーセント、次いで、丸亀市が11,221人(14.3パーセント)などと続いており、高松市、中讃地域の感染が多い状況に変わりがありません。
10歳未満から50歳代までの各年代では、8月下旬以降、減少傾向にあります。
60歳代以上は、緩やかではありますが、こちらも減少傾向で推移しています。
現在、直近1週間の累積新規感染者数と療養者数は、8月下旬から減少傾向にあるものの、いまだに、昨冬の数値を大きく上回っており、確保病床使用率は、8月8日時点から、50パーセントを超過し、その後、昨冬のピークである53.0パーセントを超えた水準で推移していましたが、一昨日(9月6日)時点では、47.2パーセントとなっています。
確保病床数は271床、診療・検査医療機関(発熱外来)は385医療機関となり、宿泊療養施設については、4棟474室となります。
保健所への応援派遣の人数としては、本庁の保健師やIHEAT、市町保健師による応援人数は、延べ6,666人、その他の職員による応援人数は、延べ12,973人となります。
自宅療養支援体制に関して、健康観察や往診に協力いただいている医師数は、140名となっています。
新たな治療薬への対応として、中和抗体薬(ゼビュディ)の登録医療機関数は67施設となっており、経口治療薬(ラゲブリオ)の配置取扱い可能医療機関等の数は、292医療機関と249薬局となっています。
PCR無料検査等の実施について、無症状で感染に不安を感じる県民の方を対象とした無料検査を、令和3年12月30日から開始し、現時点では今月末まで実施予定としており、検査件数は124,444件となっています。
ワクチン接種の状況について、ワクチン接種記録システム(VRS)によると、3回目接種の接種率は、一昨日9月6日(火曜日)時点で、県人口の64.36パーセント、また、全国平均は64.91パーセントとなっており、ほぼ同水準ですが、全国平均より0.55パーセント低くなっています。
4回目接種については、60歳以上の接種率ではありますが、60歳以上の人口に対する接種率(上段)で、本県が54.86パーセント、全国平均が61.04パーセントとなっており、全国平均よりも6.18パーセント低くなっています。
年代別の3回目接種の接種率は、40歳代が60.60パーセント、30歳代が53.66パーセント、20歳代が51.76パーセント、12~19歳が38.20パーセントとなっており、若い世代での接種率が低い状況となっています。
6月までは、ほとんどがBA.2系統となっていましたが、検体採取日ベースの直近1週間(8月22日から28日まで)でみれば、BA.5系統が100パーセントとなっており、ほぼ置き換わっているものと考えられます。
現下の本県の感染状況については、新規感染者数がお盆明けから2,000人を超える日もあり、8月18日(木曜日)には、過去最多の2,762人となるなど、これまでにない多くの方の感染が確認されたものの、8月23日以降、前週の同じ曜日を下回った日が続いており、全国と同様に減少傾向にあります。
一方、医療提供体制については、確保病床使用率が、直近では50パーセントを下回った日があるものの、依然として医療機関等の負担が大きい状況が続いていることを踏まえ、現行の「感染拡大防止対策期」を9月25日(日曜日)まで延長することとし、「BA.5対策強化宣言」の期間も併せて同日まで延長し、基本的な感染対策や感染リスクを低減させる適切な対策の徹底により、社会経済活動の維持と医療のひっ迫回避の両立を図ることとします。
事業者の皆さま、集客施設などの関係者の皆さまには、印刷をしていただき、店舗や事業所、施設などの、目立つ場所
に掲出していただきますよう、ご理解、ご協力をお願いします。
BA.5対策強化宣言(感染拡大防止対策期)における対策について
「香川県新型コロナウイルスにかかる経済・雇用対策ワーキングチーム」において、新型コロナウイルス感染症・物価高騰等による県内経済等の状況について、現在の状況を取りまとめました。
このページに関するお問い合わせ