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2021年8月17日(火曜日)現在、県内の状況を国の分科会から示された指標および目安と比較すると、直近1週間の累積新規感染者数、確保病床の使用率、人口10万人当たりの療養者数および直近1週間のPCR陽性率がステージ4、入院率および重症病床の使用率が、ステージ3の目安とされる数値を超えており、感染経路不明者数の割合は、下回っている状況です。
8月前半(8月1日~15日)の香川県の感染拡大の特徴については、この期間の累積新規感染者数のうち、高松市の感染者は61.8パーセントとなっています。7月下旬の78.5パーセントからは相対的に減っており、高松市の感染状況は依然として厳しいものの、県内他地域への感染の拡大が見られます。
飲食については、何らかの会食・外食歴のある方が41.1パーセント、感染者の年代は40歳未満が65パーセントを占めています。依然として感染の中心は若年層であり、感染経路としては、知人との交友活動が相対的に減少し、同居家族が大幅に増加しています。
若年層の交友活動から広まった感染が、家庭内感染に結び付き、さらに感染を拡大しているものと考えられます。
8月14日(土曜日)に国に対し、本県を、まん延防止等重点措置を実施すべき区域として公示されるよう要請していたところ、本県を含む10県を、8月20日(金曜日)から9月12日(日曜日)までの間、新たにまん延防止等重点措置区域に加えることなどが、政府対策本部会議において決定し、公示されることとなりました。
県としては、19日までは今の対策の徹底を図りながら、20日以降のまん延防止等重点措置の実施期間における対策について、国と協議し、決定します。
県民の皆さま、特に若い世代の方々には、大切な家族や友人、仲間に感染させることがないよう、日中も含めた不要不急の外出・移動そのものを自粛していただくなど、引き続き、最大限の感染防止対策をとっていただきますよう、改めてお願いします。
これまで実施している高松市内の飲食店への営業時間短縮の協力要請については、重点措置の期間である8月20日から9月12日までの間は、特措法第31条の6第1項に基づく協力要請となります。営業時間は現行と変わらず、午前5時から午後8時までですが、酒類の提供は停止し、行わないよう要請します。
また、現行では、認証店は、通常営業または営業時間短縮の選択制が適用されていますが、重点措置の期間は選択制が適用されません。
このほか、「飲食店等におけるカラオケ設備の利用自粛の協力要請」や、「大規模な集客施設への営業時間短縮の協力要請」などを行うこととしています。
なお、措置区域(高松市)以外における大規模な集客施設への協力要請等についても、今後、検討します。
人流の抑制を図り、人と人との接触機会を減らす観点から、各市町において、複数施設で休館・休園などの対応がとられています。
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