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5月12日(木曜日)時点における本県の現状について、確保病床使用率は、22.9パーセント、重症確保病床使用率は、0.0パーセント、療養者数は、2,949人、また、直近1週間の累積新規感染者数は、2,788人となっており、人口10万人当たりはそれぞれ、310.3人、293.4人となっています。
ゴールデンウィークを含む感染状況について、直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数の推移を、過去2年度と比較すると、一昨年度(令和2年度・青色のグラフ)は、感染者がほぼ発生しておらず、昨年度(令和3年度・オレンジ色のグラフ)は、ゴールデンウィークが終了した5月6日以降、新規感染者数が増加傾向となったものの、5月12日をピークに減少しています。
今年度(令和4年度)は、全国的に行動制限のないゴールデンウィークということで人出が多かったこともあり、5月7日には新規感染者数が510人と、過去最多となるなど、増加傾向が見られたものの、一昨日(5月11日)、昨日(5月12日)は、いずれも前日を下回っており、大型連休の影響の面では昨年度と同様に、今後、減少に転じるのではないかと考えられるますが、全体として予断を許さないものと考えています。
現在の県の対策期である「感染拡大防止対策期」については、今後の感染状況を、引き続き、慎重に見極めていく必要があることを踏まえ、6月5日(日曜日)まで延長します。
県民の皆さまには、お一人おひとりが、油断せず、引き続き、高い意識を持って、感染防止対策の徹底に努めていただきますようお願いします。
ワクチン接種について、追加接種(3回目)には、低下した発症予防効果などを回復させる効果があり、オミクロン株に対する有効性も回復し、コロナ後遺症のリスクが低いとの報告があることなどが、国において示されていますので、希望される方は早めに予約、接種をお願いします。
なお、新型コロナワクチン追加接種の促進を図るため、5月末までの土曜日・日曜日に、県庁21階において香川県広域集団接種センターを設置しており、予約なしでの接種が可能であるので、企業・団体の皆さまにおいても、この機会にぜひ接種をご検討ください。
事業者の皆さま、集客施設などの関係者の皆さまには、印刷をしていただき、店舗や事業所、施設などの、目立つ場所
に掲出していただきますよう、ご理解、ご協力をお願いします。
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感染拡大防止対策期における対策について
学校では、児童生徒等に感染者が発生した場合の「学校感染対策検査実施事業」について、より早く検査結果を把握できる抗原定性検査(特別支援学校は従来どおりPCR検査)により行うとともに、フローチャートに沿って、感染者数や、同一学級におけるこれまでの感染状況に応じて、迅速に学級閉鎖等の臨時休業を行うなど、学校医と相談の上、感染拡大の防止を図ることとします。当該内容等を県立学校長に通知し、引き続き、感染拡大防止の徹底を図ります。
市町教育委員会には、県立学校の対応を送付し、市町の実情に応じた感染症対策の徹底を依頼します。
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