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3月16日(水曜日)時点において、確保病床使用率は35.7パーセント、重症確保病床使用率は20.0パーセント、療養者数は3,388人、また、直近1週間の累積新規感染者数は2,795人となっています。
12月27日(月曜日)から3月15日(火曜日)までにおける本県の感染者の状況等について、感染者の年代別で見ると、10歳未満が3,270人(16パーセント)、10歳代が3,306人(16パーセント)、20歳代が2,629人(13パーセント)、30歳代が2,873人(14パーセント)、40歳代が2,877人(14パーセント)となっており、30歳代以下が全体の59パーセントを占め、児童や学生、その親世代である30歳代、40歳代の感染が多い状況に変わりがありません。
居住地別で見ると、高松市が9,690人と全体の47.9パーセント、次いで、丸亀市2,903人(14.4パーセント)、坂出市が1,304人(6.4パーセント)などとなっており、高松市と中讃地域での感染が多い状況は、現在も続いています。
3月初旬以降、一旦、減少傾向であった、10歳未満については、クラスターが連続して発生したこと等により、3月9日(水曜日)以降、再び増加しています。10歳代については少し落ち着きを見せていますが、家庭内での感染が広がれば、親世代である30歳代、40歳代とともに、増加に転じることが懸念されます。
その他の20歳代、50歳代、60歳代、70歳代、80歳代、90歳以上については、概ね横ばいで推移しています。
高松市保健所管内は、3月9日(水曜日)から増加傾向にあり、中讃保健所管内は、これまで高止まりの状況となっていましたが、このところ、減少傾向となっています。
一方、東讃保健所管内については、減少傾向が続いていましたが、先週から、やや増加傾向が見られ、西讃保健所管内は、3月以降、減少傾向となっています。
新規陽性者数(緑色の棒グラフ)は、3月16日(水曜日)時点において、389人となっており、ほぼ横ばいの状況にあります。
医療ひっ迫の具合を示す病床使用率(青色の折れ線グラフ)は、35.7パーセント、重症病床使用率(ピンク色の折れ線グラフ)は20.0パーセントと、いずれも50パーセントは下回り、安定的に推移しています。
1月21日(金曜日)から3月21日(月曜日)までの間、まん延防止等重点措置の適用を受け、本日、国の基本的対処方針分科会での意見を踏まえ、政府対策本部会議において、これまで重点措置が適用されていた、本県を含む全ての都道府県において、3月21日(月曜日)をもって重点措置が解除となる決定がなされることとなります。
3月21日(月曜日)をもって、「まん延防止等重点措置」は終了しますが、これから年度末・年度初めを迎え、進学や就職、転勤などで人々の移動や会食の機会が多くなることから、引き続き、警戒を保ち、再び感染が拡大しないよう、3月22日(火曜日)から4月10日(日曜日)までの間、改めて、県民の皆さま、事業者の皆さまに、基本的な感染防止対策の徹底をお願いします。
現在の県の対策期である「感染拡大防止対策期」については、4月10日(日曜日)まで延長します。
県民の皆さまには、混雑した場所や感染リスクが高い場所への外出を自粛いただくことや、会食や飲み会をする際には、2時間以内とし、「マスク会食」や座席間隔の確保、換気や三密回避を徹底していただくことなど、感染拡大防止のための行動を強く意識して実践するよう、引き続き、特措法第24条第9項に基づき協力を要請します。
イベント等の開催に係る留意事項について、まん延防止等重点措置の終了に伴い、上限人数が緩和されますが、イベントの開催にあたっては、引き続き、感染防止策などを記載した「チェックリスト」等を作成し、規模要件等に沿って開催するよう、お願いします。
クラスターが多く発生している児童福祉施設等、高齢者施設等、医療機関の対策を強化します。
感染に不安を感じる県民の方々を対象とする無料検査について、検査実施期間は、現在、3月末としていますが、県民の皆さまの不安をできるだけ解消し、感染者の早期発見につなげるため、4月末まで延長する方向で国と協議を行っています。
ワクチン接種記録システム(VRS)によると、追加接種(3回目接種)の接種率は、3月16日(水曜日)時点で、県人口の29.3パーセント(全国平均32.5パーセント)となっており、全国平均よりもやや低い接種率となっています。
県広域集団接種センターにおける追加接種について、3月22日(火曜日)からは、四国電力にご協力いただき高松市屋島西町にある四国電力の体育館において、4月11日(月曜日)まで実施します。
接種対象は、接種券をお持ちの2回目接種から6か月以上経過した18歳以上の県民の方全てで、専用WEBサイトで予約を受け付けています。3月22日(火曜日)からの接種については、特に予約が込み合っている金曜日、土曜日以外は、接種券をお持ちであれば、予約なしでも接種できることとしました。
これから年度末・年度初めを迎えるにあたり、進学や就職、転勤などによる人々の移動が増え、歓送迎会や謝恩会などによる会食の機会が増えてくることが想定されますので、改めて、県民の皆さま、事業者の皆さまには、基本的な感染防止対策の徹底をお願いします。
3月22日(火曜日)から4月5日(火曜日)の間を「春休み感染症対策徹底期間」として、児童生徒や保護者に向けたメッセージと、春休みの生活において児童生徒が心掛ける取組みをまとめたチェック表を配布し、基本的な感染症対策の徹底を促します。
同期間の学校における感染症対策、部活動及び特別活動などの対応など、留意すべき事項を県立学校長に通知するとともに、市町教育委員会にも送付し、市町の実情に応じた対策の徹底を依頼します。
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