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2021年7月29日(木曜日)現在、県内の状況を国の分科会から示された指標および目安と比較すると、感染経路不明者数の割合と入院率が、国のステージ3の目安とされる数値を超えていますが、その他の指標は下回っている状況です。
高齢者向け優先接種は、1回目の接種率が83.40パーセント、2回目の接種率は69.01パーセントとなっています。(7月28日時点)
本人の事情などにより8月に接種を受ける方は一定数いるものの、希望者への接種は概ね7月末までに終了する見込みです。
県全体の状況(高齢者を含んだ12歳以上が対象)は、1回目の接種率が30.76パーセント、2回目の接種率が22.50パーセントとなっています。(7月28日時点)
香川県広域集団接種センターでは、8月2日から接種を開始します。
高松会場は香川大学体育館、中西讃会場は四国学院大学体育館で、接種人数は約23,000人を予定しています。
対象者は高齢者施設および障害者施設等の従事者、小・中・高等学校等の教職員等、保育所、こども園等の職員、警察官等、消防団員、高校3年生で、予約に空きが生じた場合は、会場スタッフをはじめ、対人支援、教育・養成、危機管理、感染症対策および相談・窓口業務等に従事する県職員をリスト化し対象とします。
本県の感染状況は、新たな変異株による感染者や都道府県を越えた行動履歴のある感染者のほか、特に若年層の感染者が多く発生しており、「感染急増の入口」にあります。
このまま感染の急拡大が続き、感染者数が累増していくことになれば、医療のひっ迫具合を示す確保病床使用率も必然的に高まり、県内の医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応が難しくなるだけでなく、ワクチン接種の円滑な実施や、通常の医療にも大きな影響が生じるおそれがあります。
本県や全国における感染の急増状況等を踏まえ、香川県対処方針に基づき、再び、警戒レベルを引き上げることとし、7月31日(土曜日)から8月20日(金曜日)までの間、「感染拡大防止対策期」に位置付けることとします。
県民の皆さまには、「2021夏休み期間中の感染拡大防止行動」を強く意識して実践していただくようお願いします。
<2021夏休み期間中の感染拡大防止行動>
県としては、ワクチン接種に全力で取り組むとともに、抗原検査キットの配布や感染症用の病床確保、宿泊療養施設の充実に努めます。
病床確保計画を変更し、新型コロナウイルス感染症用の病床を8月1日(日曜日)から新たに4床確保、確保病床数は234床になる予定です。
宿泊療養施設については、2施設201室を確保していますが、今後の感染拡大に備え、7月30日(金曜日)から11室増やし、212室確保しました。
政府は、「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」において、医療機関や高齢者施設等において従事者等に軽度であっても症状が現れた場合、早期に陽性者を発見することによって感染を防止する観点から、迅速に検査を実施できるよう都道府県と連携しつつ抗原簡易キットの施設への配布を進めることとしています。県内の施設等へは約57,000個配分されることになりました。
「新うどん県泊まってかがわ割」については、「感染拡大防止対策期」への移行に伴い、7月31日(土曜日)から8月20日(金曜日)までの旅行に係る新規予約を、4名以下の旅行に限定して、助成を適用します。
同居家族のみの場合は、人数制限の対象とせず、助成を適用します。
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