ご提言等の内容(不妊治療について)
受付年月日
2022年03月05日
回答年月日
2022年03月15日
テーマ
不妊治療について
提言内容
他県の市が(2022年)4月からの不妊治療について、保険の対象かどうかにかかわらず、あらゆる不妊治療が何度でも無料で受けられるようにする方針を決めたらしいのですが、香川県もなりませんでしょうか?
せっかく凍結保存している受精卵も、4月からは全額自己負担になります。
体のサイクル次第なので、2カ月に渡ったりで、月の高額医療にも適用にならないこともあります。
私の住んでいる所は、高松や丸亀みたいに大きな所ではなく、産婦人科もない自治体でこれをお願いしても通らないと思います。
無理を承知で県として対応できないかと思いメールしました。
回答内容
メールを拝見しました。
不妊治療に取り組まれている中、不安な気持ちをお察しします。
本県ではこれまで、不妊治療を行うご夫婦の経済的負担の軽減を図るため、不妊治療のうち、体外受精および顕微授精(特定不妊治療といいます。)を対象に、治療に要する費用の一部助成を行ってきたところですが、令和4年4月からは、国において特定不妊治療が新たに保険適用されることとなっています。県財政は厳しい状況が続いていることから、ご希望のような事業を県単独の財源で実施することは難しいと考えておりますので、ご理解ください。
一方、不妊治療は個々の状況を踏まえて治療法が選択されており、県としては、保険適用により選択の幅が狭まってしまうことや、助成廃止により自己負担額が増えるケースが生じることを懸念しているため、国に対して、子どもを生み育てる希望を叶えるための選択肢が減ることのないよう要望していきたいと考えております。
不妊治療に関してご不安がある場合は、よろしければ、県が香川県看護協会に委託して設置している「不妊・不育症相談センター(*)」にご相談ください。
(*)高松市国分寺町国分152-4
公益社団法人香川県看護協会看護研修センター2階
専用ダイヤル087-816-1085