ご提言等の内容(中学生の自転車の運転について)
受付年月日
2022年08月02日
回答年月日
2022年08月12日
テーマ
中学生の自転車の運転について
提言内容
7月29日、県道○○線を8時前に●●から△△へ走行していたところ、▲▲中学校の校章が描かれたTシャツを着用した男女が20人程度、自転車走行していました。
歩道を2列縦隊となり、かなり勢いよく(20キロ程度)走行しており、自転車横断帯の無い横断歩道を乗車したまま横断する様子も見られました。
また、その後ろには、男性教員と思しき方と女性教員と思しき方がついて行っていました。
さて、自転車の運転にも道路交通法が適用され、数年前には警察によるキャンペーンのごとき取り締まりもなされたのは記憶に新しいところです。
そのような状況下において、歩道をすぐに止まれない速度で併走し、横断歩道を乗車したまま渡り、それを注意すらせずに見守る教員という状況がなぜ発生したのかをお教えいただければと思います。
もし、「部活動の会場に向かう児童・生徒には道路交通法を適用しない」という条文がございましたらお教えください。
回答内容
メールを拝見しました。
本県では、今年一年間、「交通死亡事故ゼロを目指す!2022」をキャッチフレーズとして、県民総ぐるみで交通安全対策に取り組んでいるところであり、中学生に対しても、自転車は車両であるという認識を持って自転車を運転するよう、交通安全教育を行っています。
ご指摘いただいたことについて、県教育委員会から所管する市町教育委員会に確認したところ、部活動の練習場所に自転車を使用して移動していたとのことでした。担当教員は移動前に交通ルールを順守するよう指導したとのことでしたが、大勢での移動と、交通量が多い時間帯に重なったことで、周りの方にご迷惑をお掛けしたものと思われます。
このたびのことを受けて、所管する市町教育委員会から当該学校に対して、普通自転車歩道通行可の標識がある歩道を自転車で通行する際は、1列で通行し、歩行者の通行を妨げないようにするとともに、一度に大勢で移動することがないよう、移動する時間を分けるなど、自転車での移動の在り方について検討するよう、改めて指導したと聞いております。
交通死亡事故ゼロに向けて、交通ルールの順守と交通マナーの確実な実践に、より一層努めてまいりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。