ご提言等の内容(まん延防止等重点措置の解除への反対について)
受付年月日
2022年03月16日
回答年月日
2022年03月23日
テーマ
まん延防止等重点措置の解除への反対について
提言内容
香川県は他県と比較してみて分かるように感染者数が減少していません。ずっと400人超えで、かつ検査を抑制しているために、検査陽性率は30%以上をキープしています。連日死亡者が発生している中で、緩和メッセージ性の強い解除は失策です。もし解除するのであればPCR検査数をもっと増やして安心と安全を担保してください。一昨日、知人の子供が感染して知人は濃厚接触者となりましたが無症状のためにPCR検査をしてもらえないとのことでした。嘘の平和に何か意味はあるのでしょうか?
回答内容
メールを拝見しました。
2022年3月22日以降のまん延防止等重点措置につきましては、これまでの解除に際して国が示した基準をもとに検討を進めてきましたが、最近の新規感染者数は、2つの医療機関における大規模クラスター(集団感染)分を含めて、概ね横ばいであること、確保病床使用率、重症確保病床使用率が安定的に50%を下回って推移していることや、国が新たに示した考え方などを総合的に勘案し、(2022年)3月21日をもって、重点措置を解除することを国に対して要請し、3月17日開催の政府対策本部において、解除となることが決定されました。
本県では、検査需要の増加にも対応するため、県環境保健研究センターでの新たな検査機器の導入や、検査試薬を見直すこと、民間検査機関や医療機関への検査機器の整備を支援することなどにより、検査体制の整備を進めてまいりました。
引き続き、十分に検査ができるよう、必要な検査体制の整備に取り組んでまいります。なお、日々の感染者数の増減は、医療機関、民間検査機関における発生数によって左右されていますが、現在、本県の医療機関、民間検査機関の1日当たり検査能力は10,253件となっております。また、県環境保健研究センターおよび県内保健所を含めた1日当たり検査能力は10,846件となっております。
私といたしましては、一日も早く日常生活を取り戻し社会経済活動を回復できるよう、国や各市町とも連携し、感染拡大の抑止とともに、保健医療提供体制の確保を通じて、県民の皆さまの健康、暮らしを守れるよう全力で取り組んでまいりますので、ご理解、ご協力をお願いいたします。
まん延防止等重点措置に関すること:健康福祉総務課
PCR検査に関すること:薬務感染症対策課