ご提言等の内容(身体障害者用駐車場利用規定の条例について)
受付年月日
2022年09月05日
回答年月日
2022年09月12日
テーマ
身体障害者用駐車場利用規定の条例について
提言内容
私は下半身不随で車椅子利用で、車両も手動運転装置で改造して運転しております。車と車椅子との移乗には横幅の広い駐車スペースが必要となります。
しかし、身体障害者用の駐車スペースに健常者の車両が平然と駐車しております。
また、簡単に入手できる車椅子シール、四つ葉クローバーシールを車両に貼りカムフラージュしている悪質な車両など。
この社会のルールを無視する人を無くするにはやはり何らかの条例の権限において規制するしか手段が無いと思います。
全国に先駆けて身体障害者用駐車スペースの健全な利用に向けての条例を制定していただきたい。
ネット・ゲーム依存症対策条例が制定できた香川県にとって、こちらは反感をかうこともなければ、むしろ歓迎されるのではないでしょうか。
ぜひともよろしくお願いいたします。
回答内容
メールを拝見しました。
横幅の広い駐車スペースが必要なところ、不適切な駐車により大変ご不便な思いをされたことと存じます。
本県では、障害のある方や高齢者など移動に配慮が必要な方を利用対象として、その方々が、病院や店舗などの公共的施設に設置されている障害者等用駐車場を適正に利用できるようにするため、「かがわ思いやり駐車場制度」を設けています。
これは、駐車場管理者の協力を得て、利便性の良い駐車区画を「かがわ思いやり駐車場」として登録するとともに、県が対象の方に利用証を交付してご利用いただく制度です。
令和4年3月末現在、県内794施設のご協力のもと、幅の広い(幅3.5メートル以上)駐車場1,277区画および普通の幅(幅3.5メートル未満)の駐車場984区画を「かがわ思いやり駐車場」としてご登録いただいています。
利用証交付の際などに、普通の幅の駐車場で乗降可能な方は、できるだけ普通の幅の駐車場をご利用いただくよう周知させていただいているところですが、今後も施設の駐車場管理者のご協力をいただきながら、登録施設や登録区画を増やすとともに、県民の皆さま方には本制度の周知を図り、移動に配慮が必要な方々が適正に駐車場を利用できるよう一層の周知啓発に努めてまいります。