ご提言等の内容(ワクチン接種に関する知事の発言について)
受付年月日
2021年07月26日
回答年月日
2021年08月10日
テーマ
ワクチン接種に関する知事の発言について
提言内容
先程テレビのデータ放送で、知事が、65歳以上の高齢者のワクチン接種が2021年7月末で終了見込みと発言されたのを見ました。私はどうしても納得がいかず、担当部署にもメールさせていただきましたが、こちらにもメールさせていただきました。
○○(市町名)に住む私は、早くに予約したにも関わらず、かかりつけの医院から、1回目の接種がやっと8月の●●日に打てることになったとの連絡を頂きました。2回目は9月のはじめになる予定です。
一日でも早く打ちたいのにまだ打ててない人間にとって知事の発言は現実的ではなく、多少の怒りを感じましたし、早く打ちたいという焦りに拍車をかけるものでした。知事がどういう根拠から7月末終了と明言されたのか分かりませんが、一日でも早く打ちたいのに1回目でさえまだ打てていない人間がいるという現実を知っていただきたいと存じます。
本当に今は接種できていない自分に焦りを感じています。知事には、現実を知っていただきたいと思いますし、発言するなら県民に安心感を与える発言をしていただきたく思います。
回答内容
メールを拝見しました。回答が遅くなり申し訳ありません。
市町における高齢者の方へのワクチン接種につきましては、政府が掲げる2021年7月末までの終了に向け、集団接種会場の新設、各医療機関での接種回数の拡大や診療時間外での接種などの新たな取り組みにより、接種の加速化が図れるよう、市町と連携して、取り組んでまいりました。
県全体で見た場合、統計上、高齢者人口の78.3%が7月末までに2回の接種を終える見通しとなったことから、県民の皆さまに県全体の状況をお伝えする意図で、7月26日(月曜日)の定例記者会見において、8月にも接種を受ける方は一定数いらっしゃるが、全体としては7月末までに概ね終了する見込みであることを公表したものです。しかし、記者とのその後のやりとりの中で「概ね」という点が必ずしも理解されなかったのは、私の説明不足であり、お詫び申し上げます。
お問い合わせいただいた内容については、○○に確認していたところ、以下のとおり回答がありました。
『かかりつけ医での1回目の接種予約が8月●●日になったことについては、予約数の多い医療機関であったことが要因であると思います。住民の方々に安全安心に接種いただくことを念頭に、各医療機関で接種を受けるいわゆる「個別接種」を主体としたものであります。
特に、基礎疾患等の持病をお持ちの方につきましては、その方のお体の状態を把握されている「かかりつけ医」の方で接種を受けていただくことが、より安全でご本人様も安心して接種を委ねられると判断して実施しているものであります。
接種が後になり、ご不便をおかけしていることは、たいへん申し訳なく考えておりますが、早く接種することよりも安全安心に接種いただくこともご理解いただきたいと存じます。
なお、集団接種につきましては、個別接種を補完的に補うものとして実施しております。また、ご希望されている早期接種につきましては、◇◇様は、すでに8月●●日に医療機関においてご予約されておりますので、集団接種等のキャンセルのような「30分以内に来ていただけますか。」というようなものよりも、ご自身のかかりつけ医による接種を受けていただくことをお勧めいたします。』