ご提言等の内容(救急出動の多さと、人口・世帯数増減について)
受付年月日
2022年08月31日
回答年月日
2022年09月06日
テーマ
救急出動の多さと、人口・世帯数増減について
提言内容
救急対応の病院の近くに住んでおり、昨年(2021年)の年末あたりから、現在において昼夜を問わず救急車の音を聞いております。救急隊員様、医療従事者の方々には感謝しかございません。
また気になり、高松市広報の人口、世帯数の増減を見て、世帯数の増加に比べ人口の増加が少ないことに気がつきました。1月1日現在から8月1日現在で世帯数は1,272増に比べ、人口は1,334人減となっております。高松市だけで他の市町の動向はわかりません。また、理由もわかりませんので、わかる範囲でお教えいただければと思います。
回答内容
メールを拝見しました。
日頃より救急車両の通行などにご理解をいただき、また、救急・医療に携わる方々への励みとなる感謝のお言葉をありがとうございます。
県内市町の人口と世帯数の動向について、本県では香川県人口移動調査により各市町の推計人口と推計世帯数を毎月集計し、県の統計調査課ホームページ上で公表しておりますので、こちらをご参考にしていただければと思います。
次に人口と世帯数の増減についてですが、人口はその地域における人の数であるのに対し、世帯はその地域における「主に住居や生計を共にする人の集まりや単身者」の数です。このように人口と世帯数はそれぞれ別の数値を示しているため、その増減は必ずしも一致しておりません。
お問い合わせいただいた、世帯数の増加に比べて人口の増加が少ない理由については、人口と世帯について調査する総務省統計局の国勢調査によると、直近の令和2年調査と前回(平成27年)調査との間で香川県の人口は26,019人減少しておりますが、これは出生数の減少、死亡数の増加、別地域への人口の流出などによるものです。一方、世帯数は8,434世帯増加しており、これは核家族化の進展や、単身世帯の増加により、少人数世帯が増加したためと考えられ、1世帯当たり人員数は0.12人減少しています。
人口と世帯数の詳細については、国勢調査結果の香川県に関する内容を県の統計調査課ホームページ上で公表しておりますので、こちらもご参考にしていただければと思います。
なお、高松市の広報誌へ掲載されている人口、世帯数の詳細については、数値を公表している高松市の担当課へお問い合わせください。
救急救助に関すること:危機管理課
香川県の人口動態に関すること:統計調査課