ご提言等の内容(外国人材雇用の充実について)
受付年月日
2025年02月04日
回答年月日
2025年02月07日
テーマ
外国人材雇用の充実について
提言内容
新聞記事「県、外国人材雇用充実へ」についてです。
現在、香川県に移住しているムスリムが公共施設や商業施設に礼拝する場がなく外出に制限がある(香川大学経済学部棟にはあり)、香川県に埋葬墓地がなく将来が不安であるとおっしゃっていることを聞きました。
人手不足の中、私たちを支えてくださる外国人の方が(イスラム教にかかわらず)安心して日常生活を送ることができるように、県として寄り添い支援していただければと思います。
回答内容
メールを拝見しました。
香川県に在住している外国人数は、昨年6月末に18,415人で、県人口のうち約2%が外国人となっており、今後も外国人材の受入れ進展に伴って、さらに増加が見込まれているところです。
そのような中、高松市中央公園内にある香川国際交流会館(通称:アイパル香川)内に、お祈りスペースを設置しているほか、同会館内に外国人住民からの生活全般に関する相談に多言語かつワンストップで対応する「かがわ外国人相談支援センター」を設置し、対面での相談のほか、電話やメールでの相談も受け付けています。
また、外国人に対する防災面の支援として、10言語で防災ガイドブックを作成し、電子書籍化を行っています。(https://www.pref.kagawa.lg.jp/kokusai/live_together/m_disaster/bosai_ebook.html)
さらに、外国人コミュニティを通じて災害情報を発信し、避難所でのニーズなどを収集する外国人防災リーダーの養成も行い、災害が発生した際にも対応できる体制の整備を進めています。
今後も、外国人住民が安心して生活でき、日本人住民と互いの文化や生活習慣などを尊重できる地域社会を実現するため、市町とも情報交換を行うなど、多文化共生に取り組んでまいります。