ご提言等の内容(香川県の人口減少対策について)
受付年月日
2024年10月06日
回答年月日
2024年10月18日
テーマ
香川県の人口減少対策について
提言内容
(1通目)
県の人口は2010年に100万人を切り、現在91万人と15年余りで10万人近く減少しているようです。減少に歯止めの対策は行っていますか。
少子高齢化や若者の流出などがその要因のようですが、実際、暮らしていても、本県に魅力がないことがよくわかります。全国的に知名度が低く、地理的にどこにあるのかもわからない国民が多いのも事実です。若者の流出に関しては、若者が集い楽しく暮らすレジャー施設が少ない。大学が少ない。魅力ある大企業が少ない。それらの理由から本州方面に流出が止まらないと思われます。また、島しょ部の人口減少も加速している。移住を促進しても、島の暮らしは変わらないことが要因です。賃金が低く物価は高い、島からの移動にもお金と時間がかかります。
その解決策として、島々を海底トンネル(青函トンネルは52キロ)で結ぶことで、人の移動が容易となり、香川県が一体となることで、島民の暮らしも向上します。レジャーや観光に力を注ぎ、魅力ある香川県にできないでしょうか。高松→女木島→男木島→小豊島→小豆島→岡山、小豊島→豊島→直島→岡山を海底トンネルで結ぶ。気候に左右されず常時移動可能な交通手段ではないでしょうか。実現させていただき、もっと知名度のある香川県にしてください。
また、災害が少ないのも特徴です(水不足以外)。大きな災害に見舞われた地方の方々に、移住を促してはどうですか。10万人近くの方が不自由な生活を余儀なくされていると思われます。県、市町などの公営住宅や民間の空き物件などを活用してもらえればいいのではないでしょうか。
いずれにしても、魅力のない香川県は、人口減少に歯止めはかからず、それに伴い、経済の衰退は目前です。大きな舵取りをする必要が、今差し迫っているように思われます。住みよい香川県にしてください。よろしくお願いいたします。
(2通目)
香川県と岡山県(本州)を海底トンネルで一体化することにより、物や人の流れが新たに生まれます。観光資源の少ない当県の主要産業となり得ます。島々には、観光を目的とした宿泊施設、道路網の整備、岡山県と隣接する利便性を生かした企業誘致、大学の誘致など、島々の活性化につながり大きな経済効果が期待されます。あまり産業がない豊島の開発、小豆島北部の広大な土地の開発などが考えられます。
また、県西部も与島の新駅開業や与島→本島→広島→小手島→手島、小手島→佐柳島→高見島→多度津の海底トンネルも島民の暮らしや人口増加につながるのではないでしょうか。他に類をみない海底トンネルでつながれた香川県は、魅力あるものになるのではないでしょうか。ただし、南海トラフによる津波被害を回避する必要があることから、海底トンネルへの入口は高台から高台とすることも重要です(避難所としても活用)。これらも実現してください。よろしくお願いいたします。
回答内容
メールを拝見しました。
県では、これまでも、社会環境などの変化を踏まえ、少子化対策を積極的に進めるほか、企業の先端技術の活用支援・外国人労働者の受入支援・働き方改革の推進や、移住の促進など、さまざまな人口減少対策に取り組んでいるところです。
本県の人口減少は、依然厳しい状況にありますが、瀬戸内海の多島美などの自然の豊かさを身近で感じながらも都会的な利便性のある恵まれた環境や、アートやグルメ、自然災害による被害の少なさといった本県の魅力を、今後も、しっかりとPRし、選ばれる香川を目指して、引き続き人口減少対策に取り組んでまいります。