ご提言等の内容(まん延防止等重点措置の解除理由について)
受付年月日
2022年03月16日
回答年月日
2022年03月25日
テーマ
まん延防止等重点措置の解除理由について
提言内容
香川県は感染が収まる状況ではないのに、なぜまん延防止を解除するのですか。
そこを県民に分かりやすく説明してください。
国は国、県は県でしっかり対応すべきことです。単に流れに乗るのは間違いです。
そしてまん延防止の中身を見直し、県の状況にあった香川県モデルを立ててください。
回答内容
メールを拝見しました。
まん延防止等重点措置の解除を判断する時点での本県の感染状況については、新規感染者数は、医療機関による2件の大規模クラスターなども含め、ほぼ横ばいで推移しており、オミクロン株の感染力の強さにより、昨夏(2021年夏)の第5波からの減少時のような急激な減少とはなっておらず、他県と同様、本県においても増減を繰り返していました。
また、医療提供体制について、確保病床使用率は、2022年2月中旬の感染者数が多かった時期において、2月15日、16日の2日間のみ50%を超えていましたが、それ以降は減少し、40%台の日もありますが、概ね30%台で安定的に推移していました。
重症確保病床使用率についても30%を超えることはなく、県内の医療機関において、ひっ迫が進む状況にはないものと考えておりました。
こうしたことから、新規感染者数に対する医療提供体制が十分に確保され、医療が必要な方に適切な対応ができている状況にあると考え、国が新たに示した考え方「新規感染者数が微増の傾向か高止まりしていても、病床使用率や医療への負荷が低くなっていくことが見込まれるときは解除可能」などを総合的に勘案し、3月16日に重点措置の解除を国に要請し、政府対策本部において、3月21日をもって重点措置が解除されることが決定されました。
なお、依然として児童福祉施設等、高齢者施設等、医療機関、事業所などにおいて、クラスターが発生している状況にあることから、重点措置の終了後も、これらの施設などで、これまで以上に必要な対策を講じていくこととしています。
一日も早く日常生活を取り戻し、社会経済活動を回復できるよう、国や各市町とも連携し、感染拡大の抑止とともに、保健医療提供体制の確保を通じて、県民の皆さまの健康、暮らしを守れるよう全力で取り組んでまいりますので、ご理解、ご協力をお願いいたします。