ご提言等の内容(瀬戸内国際芸術祭の延期、中止、新しい開催方式検討について)
受付年月日
2022年02月11日
回答年月日
2022年02月21日
テーマ
瀬戸内国際芸術祭の延期、中止、新しい開催方式検討について
提言内容
オミクロンが大流行し、たとえ(2022年)3月に下火になったとしても、制限が緩和されれば元のようにオミクロンがはやるものと思われます。何を基準に考えるかと言えば、やはり地域のお年寄りの心情や状況だと思います。道幅が1メートルに満たない島もあり、地域のお年寄りは観光客に対してすれ違いざまに「もうこんといてくれ」と言っている人もいらっしゃいます。開催に関しては地域の高齢者の不安な気持ちを大切にしてほしいという声を多く聞きます。
コロナ以前の生活に戻すことを目標にするのではなく、コロナとの生活あるいは生活の仕方を新しい生活の仕方に変えていく必要があると言われます。つまり瀬戸芸のあり方もコロナ以前に戻すのではなく、新しい瀬戸芸のあり方を考えて進めていってほしいと思う次第です。新しい瀬戸芸の開催方法としてウェブ上での開催ももちろん賛成です。コロナ弱者であるお年寄りを中心に今後の開催の有無、開催方法を考えていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。
回答内容
メールを拝見しました。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防ぐため、県民の皆さま、事業者の皆さまには、感染拡大防止対策の徹底についてご協力をいただいており、感謝申し上げます。
瀬戸内国際芸術祭2022の開催に当たっては、飛沫の抑制や手指・施設消毒、換気などの基本的な感染対策を徹底するとともに、島ごとの実情に応じた適切な対策を講ずることとしており、島民や来場の皆さまの安全・安心に気を配っていくことを基本に、開幕に向けた準備を着実に進めつつ、今後の状況の変化にも柔軟に対応してまいりますので、ご理解をお願いします。
また、開催方法については、多くの人々に会場まで実際に足を運んでもらい、島々の文化や歴史、景観などと一緒に現代アートを楽しんでいただくことが瀬戸内国際芸術祭の根本であり、次回もそれを基本として行ってまいります。あわせて動画の配信など、ウェブ上での取り組みも充実していきたいと考えております。