ご提言等の内容(県民に対する説明と今後の再発防止について(お願い))
受付年月日
2022年08月02日
回答年月日
2022年08月17日
テーマ
県民に対する説明と今後の再発防止について(お願い)
提言内容
「去年8月のPeace Road 2021 in Kagawaは香川県や高松市をはじめとする地元自治体が後援する行事である」と、磯崎仁彦官房副長官が事務所のコメントとして断言しています。にもかかわらず、任期間近の知事からは、いまだに県民に対する説明がない?ばかりか、同イベントのサイトは既に削除されてしまっているとは、いったいこのことを県民としてどのように受け止め、解釈すればよいのでしょうか。浜田知事には、任期中にぜひともこの問題に一定の決着をつけていただきたく何卒、お願い申し上げます。
安倍晋三元総理が銃弾に倒れ、はや一カ月を迎えようとしています。同事件は、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の霊感商法によって人生を破壊された宗教二世が「2021年9月の時点で同教団との関係を既に隠そうとしなくなっていた元総理」を襲撃したものです。
その意味において、国民は二重の衝撃を受けるに至ったわけですが、それと同じことがわが香川県においても繰り返されていた事実を、わたくしは2022年7月29日に配信された日テレNEWSで知りました。
Peace Roadのホームページには、イベントの沿革が掲載されており、それが旧統一教会がらみの行事であることを突き止めるには素人にでも手間はかかりません。自治体が後援するということは、今回のようにカルト団体にお墨付きを与えてしまうリスクを伴うことがあり、そのために被害を拡大、再生産させる一助となってしまったとしたら、せめて、二度と再発しないよう布石を打っておかなければならないはずです。
大きく「世界平和への道」と書かれたタスキをかけ、同イベントの集合写真におさまる平井前デジタル担当大臣や磯崎仁彦官房副長官の異様な姿は、既に何十万、何百万という国民の衆目にさらされているところで、県が同イベントに参加していなかったことは何の言い訳にもなりません。浜田知事におかれましては、これまでのご功績に恥じぬよう有終の美を飾っていただきたく何卒お願い申し上げます。
回答内容
メールを拝見しました。回答が遅くなり、申し訳ありません。
「ピースロード2022イン香川」の後援につきましては、主催団体である実行委員会から後援名義使用申請書の提出があり、予定される活動が、新型コロナウイルスの終息や四国新幹線の実現、日韓友好、世界平和などを願い、県内を自転車で回るという内容であったことから後援を承認したものです。
その後、実行委員会から8月4日付けで後援名義使用の取り下げの申し出があったこと、また、社会的に非難されている世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と関連しているという疑念が払拭できない事態となったことから、8月5日付けで後援を取り消しました。
県の後援名義使用申請の承認手続きにおいては、慎重な審査に努めてまいりますので、ご理解をお願いいたします。