ご提言等の内容（県職員等採用試験（高校卒業程度）の受験について）

受付年月日

2022年08月18日

回答年月日

2022年08月22日

テーマ

県職員等採用試験（高校卒業程度）の受験について

提言内容

私は香川県出身で現在他県の大学に通う2年生です。このたびの香川県職員等採用試験（高校卒業程度）のことでご連絡させていただきました。私は現在、家計の都合で（2022年）9月25日の高校卒業程度の学校事務職員採用の受験を考えております。もし合格をいただけたなら大学を退学して、全力でご奉職させていただく所存です。
高校卒業程度の試験では大学2年生は受験できない自治体もあります。しかし香川県の募集要項には、そのようなことは書かれておりません。そのため私は8月1日にお電話で、私に受験資格があるのかを確認させていただきました。その時に私は受験できるとの回答をいただきました。しかし本日、受験申し込みの手続きの確認で再度確認させていただきましたところ、私に受験資格はないとのことでした。8月1日の担当の方が間違えた回答をしてしまったそうです。ですが私は他のいくつもの自治体が募集の締め切りを行っているこのタイミングでこのようなことを言われても困りますし、納得できません。このミスに職員の方は、私が本日連絡を入れるまでに気づいておられたようですが、それに対する折り返しの連絡すらもありませんでした。私はこの試験のために昨年の受験も含め、長い時間をかけてきました。ですが、それがこのような形で受験させていただけないというのはあまりにも不合理であると思います。もし私が最初に連絡した時の正しい回答をいただけたら、その後ミスに気付かれた時に連絡してもらえていれば、私は○○（自治体名）の学校事務の採用を受験できましたし、そうする予定でした。ここで受験させていただけないのは職業選択の自由を侵害していると言えると思いますし、人生をかけたこの決断がこのような幕切れとなってしまってはあまりにもひどいと思います。要項のただし書きに大学2年生は受験できないとは一切書かれておりませんし、私は大学卒業見込み者であるとも言えません。それでも要項に明記されていない上記のところまで確認していたにも関わらずこのような結果となり、それが簡単な電話越しの謝罪だけで済まされるのはとても納得しきれません。
そのため私はこの試験を受験させていただきたいです。また、もちろんこちらがお伺いさせていただきますので、直接お会いして意見をお聞かせ願いたいです。拙い文章となってしまいましたが、どうぞよろしくお願いいたします。

回答内容

メールを拝見しました。
職員の採用試験を所管する人事委員会に問い合わせたところ、以下のとおり回答がありました。
「このたびは職員の対応によりご迷惑をお掛けし、申し訳ありません。
県職員等採用試験（高校卒業程度）の受験資格については、試験案内に、年齢要件のほか、短期大学・大学を卒業した者や令和5年3月31日までに卒業する見込みのある者、また、これらに相当する資格を有すると人事委員会が認める者は受験できないことを記載しています。
大学2年生で在学中の方については、短期大学卒業見込みに相当する資格を有すると人事委員会が認める者であり、受験資格がないこととなっています。
しかしながら、当初、8月1日にお問い合わせいただいた際、担当職員の認識違いにより誤った回答をしてしまい、その後もご連絡先をお伺いしていなかったため、連絡ができておりませんでした。今後は、このようなことがないよう徹底してまいりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。」