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公開日:2024年1月24日

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讃岐の武者―室町・戦国時代を中心に

会期 令和6年23日(土曜日)~47日(日曜日)
開館時間 午前9時~午後5時(入館は閉館の30分前まで)
前期:2月3日(土曜日)~3月10日(日曜日)
後期:3月12日(火曜日)~4月7日(日曜日)
休館日 月曜日(ただし、2月12日(月曜日・祝日)は開館)、
2月13日(火曜日)、2月26日(月曜日)~3月4日(月曜日)
会場 香川県立ミュージアム常設展示室1
展示内容

「武者の世」と言われるほど武士たちが社会を大きく動かした中世。室町時代には讃岐守護の細川氏の下、現地の支配にあたる守護代や、家臣として讃岐の武士たちがさまざまな活躍を見せました。戦国時代に入ると讃岐は阿波三好氏、土佐長宗(ちょうそ)我部(かべ)氏などの相次ぐ侵攻を受け、讃岐の武士たちは大勢力の間で揺れ動きます。本展では、収蔵品を中心に、室町・戦国時代の「讃岐の武者」たちの活動の一端を紹介します。
あわせて、松平家歴史資料コーナーにて高松松平家に伝来した雛(ひな)人形・雛道具を展示します。

展示点数 25件25点
観覧料

一般410円、団体(20名以上)330円

  • 高校生以下、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方は無料

関連行事

当館職員によるミュージアムトーク

日時

2月12日(月曜日・祝日)、3月16日(土曜日)

各日、午後1時30分~(30分程度)

場所

常設展示室1

備考 申込不要、観覧券が必要。

学芸講座「中世史料からみる讃岐の武者」

日時 2月24日(土曜日)午後1時30分~午後3時
場所 地下1階研修室
申込 要事前申込、定員72名(定員になり次第受付終了)
申込方法 電話、香川県電子申請・届出システム

主な展示品

仁尾浦神人等言上状案并目安案

武士の支配と住民の抵抗を克明に記した古文書

三豊市指定有形文化財「賀茂神社文書」のうち
仁尾浦神人等言上状案并目安案(におうらじにんらごんじょうあんならびにめやすもん)(部分)
嘉吉元~2年(1441~42)茂神社蔵

賀茂(かも)神社(三豊市仁尾町)の神人(じにん)(神社に奉仕する人々)が讃岐守護代・香川氏に船を提供した際、それをとがめた代官・香西豊前守(ぶぜんのかみ)が理不尽な処罰をしたため、神人が代官の更迭を守護・細川氏へ訴えた文書の控え。仁尾に対する守護代・代官の支配の実態や、港町として栄えた仁尾に5~600軒の家があったことなどが具体的に記されている。

西谷藤兵衛像

讃岐の戦国武将の姿を今に伝える肖像画

香川県指定有形文化財
西谷藤兵衛像治3年(1557)賛聞院蔵

西谷藤兵衛は守護代・香川氏の一族で、岡本城(三豊市豊中町)を守ったとされる。大紋直垂(だいもんひたたれ)に烏帽子(えぼし)という室町時代の礼装ではなく、室町時代後期から戦国時代に広まった肩衣(かたぎぬ)を着、頭部に何もつけない露頂(ろちょう)で描かれる。年代が分かる肩衣袴姿の肖像画としては最初期の作品であり、服飾の歴史を探るうえでも貴重。

高松松平家伝来雛人形・雛道具

 

松平家歴史資料コーナーにて展示

高松松平家伝来雛人形・雛道具明治~昭和時代松松平家歴史資料

高松松平家第12代当主頼寿(よりなが)夫人の昭子(1883-1976)、第13代当主頼明夫人の香枝子(1916-1997)の所用品を中心とする。雛人形には多くの雛道具が付属する。

 

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