ページID:7734

公開日:2020年12月10日

ここから本文です。

春を探そう ―表現された春―

新元号「令和」の原典『万葉集』を展示します!! 平成31年4月5日(金曜日)~

春の展示について
会期 平成3135日(火曜日)~421日(日曜日)
  • 開館時間:9時00分~17時00分
  • 休館日:月曜日
展示内容

古来より、日本には春夏秋冬の四つの季節があり、人々は季節の移ろいに、感覚を研ぎ澄まし、愛でてきました。厳しい冬の寒さの先には、生命の芽吹く季節―春―がやってきます。春の訪れを告げる鳥たち、梅や桜に代表される花々などの姿から、私たちは寒さからの解放、生命の躍動を感じてきました。そして旧暦では、春は新たな一年の始まり。四季の中でも、春は気持ちの沸き立つ季節です。今回の展示では、高松松平家歴史資料の中から、春をテーマとした絵画や和歌、春をモチーフにした道具など通じて、先人たちが季節をどのように表現し愛でていたのかについて、紹介します。

 

新元号「令和」の原典『万葉集』を展示します!!平成31年4月5日(金曜日)~
4月1日に、平成の次の元号、「令和(れいわ)」が発表されました。この元号の出典については、『万葉集』巻第五の「初春の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和(やわら)ぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫(くん)ず」の箇所から「令」と「和」を採ったとのことです。香川県立ミュージアムが収蔵している高松松平家コレクションの中には、江戸時代前期(寛永20年・1643年)に印刷された『万葉集』があります。今回、新元号の発表に合わせて、『万葉集』の該当箇所を展示し、紹介します。この該当箇所は、「梅花の歌三十二首」の序にあたります。現在、県立ミュージアムで開催中の常設展「春を探そう」は、春の花や鳥について絵画作品などを紹介しております。この常設展の中で、『万葉集』を展示いたします。

展示点数 27点
観覧料 一般410円(330円)
*( )内は20名以上の団体料金
*高校生以下、65歳以上の方、身体障がい者手帳等をお持ちの方は無料

関連行事

ミュージアムトーク(担当学芸員が展示内容について分かりやすく解説します)

日時 平成31年3月23日(土曜日)、4月13日(土曜日)
各13時30分~
*申し込み不要、観覧券が必要
場所 常設展示室1

このページに関するお問い合わせ