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会期 | 令和元年 9月21日(土曜日)~12月15日(日曜日) ※休館日 月曜日(月曜日が休日の場合は翌火曜日) |
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開館時間 | 9時00分~17時00分 (入館は閉館の30分前まで) 夜間開館 午後8時まで(入館は閉館の30分前まで) 9月~11月の土曜日・9月22日(日曜日)・10月13日(日曜日)・11月3日(日曜日) |
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会場 | 香川県立ミュージアム 2階特別展示室 ほか | |
展示内容 | われわれがよく聞く『日本建築』とは、何なのか?そもそも、何が『日本的』なのか?本展では『日本建築』というイメージを、建築史家・建築家・地域の人々、という三つの視点による複数のまなざし=『自画像』として紹介します。設計図・写真に加え、建築模型や動画を用いた立体的な展示構成から、『日本建築』を取り巻く時代背景や思想にも注目します。さらに瀬戸内や沖縄といった地域からみえる、『日本』のありようにも目配りすることで、改めて『日本建築』とは何か、を問いかけます。 | |
観覧料 | 一般1,200円、 団体(20名以上)・前売・瀬戸芸パスポート提示1,000円 高校生以下、65歳以上、身体障害者手帳等をお持ちの方は観覧料無料 |
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組織 |
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前売券 | 2019年8月30日(金曜日)より発売開始!! 香川県立ミュージアム、JR四国の駅のみどりの窓口(ワープ香川中部支店を除く)、コンビニエンスストア(ローソン、ミニストップ、ファミリーマート、セブンイレブン)の各種端末(香川県立ミュージアムで検索) |
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開会式・内覧会 | 令和元(2019)年9月20日(金曜日) 午後3時~ |
明治時代以降の近代化(西洋化)が進む中で、建築(史)家らが日本的なアイデンティティを求めていった姿を紹介します。海外の博覧会で日本建築の典型として出品されたパビリオンや法隆寺金堂などの建築模型、法隆寺などの「古建築」の中に「日本」を求めて自らの制作した建築に投影していった伊東忠太(1867~1954年)の仕事や、日本建築の原型と考えられた「神明造」などの神社建築や竪穴住居の復元を巡る動きなどを取り上げます。また、香川県三木町出身の鎌倉芳太郎(1898~1983年)が、大正~昭和初期に沖縄で調査した民家や集落、首里城などの写真と記録(鎌倉芳太郎資料、重要文化財)を公開します。
写真:首里城正殿 琉球芸術調査写真(鎌倉芳太郎撮影)
(東京藝術大学大学美術館所蔵)
(沖縄県立芸術大学附属図書館・芸術資料館所蔵)
建築家たちが、獲得した「日本的」なイメージや「伝統」をもとに、新しい「日本的」な建築を創造していった姿を紹介します。
「日本趣味」として問われた瓦屋根を載せた東京帝室博物館(現東京国立博物館本館)の「帝冠様式」をはじめ、丹下健三(1913~2005年)のコンクリートなどの近代的な素材を利用して柱や梁による日本の伝統を再構成した香川県庁舎(1958年)、大江宏(1913~1989年)のコンクリートの主構造の内側に繊細な木組や工芸的意匠の家具で「日本的空間」を表現した香川県文化会館(1965年)など戦後のモダニズム建築を取り上げます。また、モダニズム建築が追及した合理性・機能性への反論として過去の建築様式の形や装飾を創作に活かそうと1980年代に登場したポストモダン建築として石井和紘(1944~2015年)の直島町役場(1982年)や、1990年代以降に建築家の藤森照信が自らの建築史研究をベースに行ったモダニズムでもポストモダンでもない新たな建築へのアプローチを紹介します。
写真:香川県庁舎旧本館 撮影:市川靖史
「日本建築」が制作される場からのアプローチとして、地域の人々が日々の生活や風土の中から蓄積されてきた建築の姿を紹介します。瀬戸内の海と山が近いという環境の特性を活かした建築として、厳島神社(平安時代 広島県)や豊楽寺薬師堂(鎌倉時代 高知県)と、鳴門市文化会館(増田友也 1982竣工)や瀬戸内海歴史民 俗資料館(山本忠司 1973)を比較し過去から現代へつながる地域性を浮かび上がらせます。また、女木島と宇多津など瀬戸内の島々の集落や港町のフィールドワークの成果や、身近な存在の民家建築を取り上げ、実業家白洲次郎の武相荘(東京都)にみられる使いこなし方や、「四方蓋」と呼ばれる香川県・徳島県西部特有の屋根構造をもつ民家形式の分布と歴史・環境との関連性を紹介します。
写真:女木島北浦集落(1957年)
関連イベントのスケジュールをまとめたカレンダーはこちらからご覧いただけます。
日時・ 講師 |
10月6日(日曜日)13時30分~ 藤森照信氏(東京大学名誉教授、東京都江戸東京博物館館長) |
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会場 | 地下1階講堂 |
内容 | 日本の建築家たちは、日本の建築についてどんなイメージを描いていたのか?明治時代、法隆寺の発見を通して初めて日本建築の自画像を描いた伊東忠太に始まり、戦後に<広島ピースセンター>や<香川県庁舎>を手がけた丹下健三に至るイメージの展開を、広い視野で俯瞰します。建築家たちの視線の先の「日本」が見えてくる藤森氏の語りに、ご期待ください。 |
申込 | 230名(先着順・要事前申込) 無料 |
日時・ 講師 |
10月20日(日曜日)13時00分~16時00分 パネリスト:秋元雄史氏(東京藝術大学大学美術館館長) 宮畑周平氏(瀬戸内編集デザイン研究所代表) 松隈 洋氏(建築史家 京都工芸繊維大学教授) |
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会場 | 地下1階講堂 |
内容 | 瀬戸内海地域という気候や風土によって育まれた"瀬戸内建築"について、美術、デザイン、建築など様々な分野で活躍しているパネリストの方々がその魅力を大いに語ります。 |
申込 | 230名(先着順・要事前申込) 無料 9月10日(火曜日)~申込開始 |
日時・ 講師 |
11月17日(日曜日)13時00分~16時00分 パネリスト:富永 讓氏(建築家・法政大学名誉教授) 種田元晴氏(文化学園大学助教) 石井翔大氏(法政大学教務助手) |
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会場 | 地下1階講堂 |
内容 | 香川県文化会館(1966年、昭和44)や県立丸亀武道館(1973年、昭和48)の設計で独自の境地を示した、建築家・大江宏(1913~89年)。大江が考え実践した建築のあり方「混在併存」とは一体何か?大江建築の魅力や見どころ、さらには現在や将来に向けてのメッセージを読み解きます。 |
申込 | 230名(先着順・要事前申込) 無料 |
日時・ 講師 |
9月21日(土曜日)~12月7日(土曜日)全9回 |
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会場 | 地下1階 研修室 |
内容 | 令和元年度秋期特別展「日本建築の自画像-探求者たちのもの語り」の展示を担当した当館学芸員・関係者による、連続9回の学芸講座です。展示準備段階で考えたり、発見したりしたことを含め、展示では語りきれなかった研究の成果、裏話を盛り込んで語ります。ここでしか聞けない講義ばかりですので、是非ご参加ください。この秋、建築について一緒に考えてみませんか。 |
申込 | 70名(要事前申込) 無料 9月18日(水曜日)~申込受付中! |
日時・講師 | 全4コースを会期中に適宜開催します。 |
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会場 | 高松市内各所 |
内容 | 高松の建築を解説付きで見学して回るツアーです。 |
申込 | 電話・FAX 参加料1000円 申込受付中! |
日時・講師 | 会期中に2回開催します。 |
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会場 | 四国村 |
内容 | 四国村を解説付きで見学して回るツアーです。 |
日時・ 講師 |
12月14日(土曜日)13時30分~15時00分(申込不要) 三分一 博志氏(建築家) |
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会場 | 香川県立ミュージアム2階西ロビー・特別展示室 |
内容 | 〈直島ホール〉の設計を手がけ、本展覧会にも直島本村集落の模型を出品いただくなどご協力いただいていた三分一氏による建築トークを開催します。 |
日時 | 会期中のすべての開館日に開催します。(13時30分~) 11月2日、16、23、24、30、12月7日は15時30分~ 11月17日は11時00分~ |
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会場 | 2階展覧会会場(入場には観覧券が必要です) |
内容 | 展示担当者が会場で展覧会の内容について解説します。 |
申込 | 不要 |
【1.、2.、3.、4.の申込方法】
電話、はがき、ファックス、インターネットによる電子申請(香川電子自治体システム)でお申込みください。
定員になり次第終了します。
申込先 〒760-0030 高松市玉藻町5番5号 香川県立ミュージアム学芸課(はがき・ファックスの場合、お名前、電話番号、希望する講演会・講座名をご記入ください。)
※電話:087-822-0247(学芸課) FAX:087-822-0049
※「かがわ電子自治体システム」https://s-kantan.com/pref-kagawa-u/
特別展にちなんだメニュー・関連グッズをご用意してお待ちしております。
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