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公開日:2022年10月27日

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高松藩主松平頼重生誕400年記念展2「頼重と寺社」

会期 令和4年1112日(土曜日)~令和5年129日(日曜日)
期:11月12日(土曜日)~12月18日(日曜日)
期:12月20日(火曜日)~令和5年1月29日(日曜日)
(前期・後期で展示替えあり)
開館時間 午前9時~午後5時(入館は閉館の30分前まで)
休館日 月曜日(ただし令和5年1月2日、9日、16日は開館)、
12月25日(日曜日)~令和5年1月1日(日曜日)、17日(火曜日)
会場 香川県立ミュージアム常設展示室1

展示内容

令和4年(2022)は、高松藩初代藩主となった松平頼重が誕生して400年を迎える年になります。本展では、頼重の事績を寺社との関わりから紹介します。頼重は藩主として寺社に向き合いながら、宗教・宗派を超えて、神仏に対して幅広い関心を持ち、寺社に寄進等を行いました。ここでは、頼重が関わった寺社の中から、法然寺・浄願寺・志度寺・白鳥宮(現白鳥神社)を取り上げます。
展示点数 40件42点
観覧料 一般410円(330円)
*(内は20名以上の団体料金
*「第69回日本伝統工芸展」観覧券で観覧できます(令和5年1月2日~1月16日)。
*高校生以下、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方は無料

 

関連行事

担当学芸員によるミュージアムトーク

日時

11月19日(土曜日)
12月11日(日曜日)
令和5年1月21日(土曜日)

各日、午後1時30分~(30分程度)

場所 常設展示室1
備考 申し込み不要、観覧券が必要。
参加者多数の場合、受付を締め切らせていただく場合があります。

 

学芸講座「お殿様の祈り―頼重公の造寺造仏からみる」

日時 11月26日(土曜日)午後1時30分~午後3時
場所 地下1階講堂
申込・定員 要事前申込、定員230名(定員になり次第受付終了)
申込方法 電話、ファックス、電子自治体システムで申し込み可。
申込開始は10月26日~

学芸講座の詳細はこちら

主な展示資料

浄願寺旧蔵造龍雲軒源英坐像(もくぞうりゅううんけんげんえいざぞう)戸時代然寺蔵

浄願寺は高松城下にある高松松平家の菩提寺で、歴代藩主の位牌が置かれ、年忌法要等が行われた。寺内に設けられた廟「乾英閣(けんえいかく)」に安置された像で、剃髪し僧形で表されていることから、寛文13年(延宝元、1673)に病を理由に隠居した後の姿と考えられる。「龍雲軒源英」は頼重が隠居してから名乗った号である。

志度寺縁起等付属文書(しどじえんぎなどふぞくもんじょ)度道場縁起(しどどうじょうえんぎ)[前期]町時代志度寺蔵重要文化財・附)

重要文化財「絹本着色志度寺縁起」の附(つけたり)となっている、志度寺のゆかりなどを文章で表した縁起文。縁起絵とともに志度寺の寺宝として大切に伝えられた。讃岐国を治めた生駒家が修復した後、頼重とその一族も表装を新たにする等の手を加えた。時の権力者たちが注目した貴重な品である。

白鳥宮御額題字(しろとりぐうおがくだいじ)文4年(1664)鳥神社蔵(東かがわ市指定有形文化財)

松平頼重によって、日本武尊(やまとたけるのみこと)を祀る神社として整備された白鳥宮(現白鳥神社)の拝殿正面に掲げられる宮号を示す額の原字を掛幅装に仕立てたもの。
頼重と修験(しゅげん)を通じて関係があった道晃法親王(どうこうほっしんのう)の起筆。頼重が深く関わった寺社には道晃法親王の書を用いた寺号や宮号の額が用いられており、頼重と寺社の関係を考える上で注目される。

 

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