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会期 |
令和4年5月13日(金曜日)~7月14日(木曜日) |
会場 | 香川県立ミュージアム常設展示室1 |
展示内容 | 高松藩初代藩主松平頼重は、元和8年(1622)に江戸に生まれ、令和4年(2022)で生誕400年を迎えます。寛永19年(1642)に讃岐国高松12万石を拝領し、幕末まで続いた高松藩の礎(いしずえ)を築いた松平頼重の事績を、京(みやこ)とのつながりの視点から展示します。 頼重が子どものころ一時期京で過ごしたことや和歌を通じて上皇と交流をもったことなどが知られていますが、本展覧会では、これまであまり知られていなかった、頼重と京の御用商人松屋との関係についても紹介します。 |
展示点数 | 34件42点 |
観覧料 |
一般410円(330円)*( )内は20名以上の団体料金 |
日時など |
日時:5月28日(土曜日)、7月3日(日曜日)、各日午後1時30分より30分程度 |
日時 |
6月5日(日曜日)午後1時30分より午後3時(午後1時開場) |
会場 | 香川県立ミュージアム、地下1階講堂 |
講師 |
御厨義道(展示担当学芸員) |
申込・定員 | 要事前申込・定員100名(定員になり次第受付終了) |
申込方法 | 電話、ファックス、電子自治体システムで申込可。申込開始は5月6日より |
「浮鳥 鴨」元禄5年(1692)京都御用商人松屋資料、当館保管 京で高松藩の御用を務める商人松屋の子どもに対し、松平頼重が与えた、伊万里焼の色絵人形。「浮鳥」という名前と子どもに与えていることから、池などに浮かべて楽しむ玩具のような品とみられる。鴨の姿を忠実に表現しており、目をひくあざやかな色付けも注目される。 |
「和歌書」松平頼重、江戸時代、京都御用商人松屋資料、当館保管 松平頼重の自筆書で、御用商人松屋の当主に贈られた品。文末に記された「龍雲軒源英」は頼重の隠居してからの号。天皇の代の繁栄を称える内容の「君か代の久しかるへきためしにはかねてそうへし住吉の松」という和歌が記されている。和歌は頼重自作ではなく、作者不明の古歌。同じ和歌を記した頼重の書が高松松平家歴史資料の中にある点が興味深い。 |
「嵯峨御由緒日記」岡本庄右衛門、江戸時代、松浦正一文庫、瀬戸内海歴史民俗資料館蔵 松平頼重は、水戸徳川家初代頼房の長男に生まれたが、事情があり、その出生は秘密にされ、幼少の一時期を京で過ごした。 |
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