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漆芸研究所の辻孝史主任技師が令和5年度の香川県文化芸術選奨に選ばれ、11月3日に県庁で表彰式が行われました。
県文化芸術選奨は、本県における文化芸術の振興について顕著な功績をあげた個人又は団体・施設に贈られるもので、辻主任技師は、漆芸家として、多年にわたり創作活動に励み、日本伝統漆芸展で最高賞である文部科学大臣賞を受賞するなど高く評価されています。また、香川県漆芸研究所の指導員として後進の育成に努めるなど、本県の文化芸術の振興に寄与したことが評価されたものです。
受賞した辻孝史主任技師の喜びの声
「文化芸術選奨を頂きまして嬉しい限りです。私が漆芸を続けることが出来たのは、師匠の故太田儔先生や多くの先輩方のおかげであり、加えて漆芸家の家系で育ったことも大きな支えになりました。この受けた恵みである技と心を後輩に伝えて、香川漆芸の発展に尽力させていただきたいと思います。ありがとうございました。」
池田豊人香川県知事から文化芸術選奨を授与される辻孝史主任技師
リンク:令和5年度香川県文化功労者及び香川県文化芸術選奨の決定について
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