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香川県漆芸研究所では、香川漆芸を身近に親しんでいただけるよう、文化会館1階の香川漆芸ホールで、定期的にテーマを変えて作品展を開催しています。
籃胎は、表皮を取り除いた無節部分の竹ひごを木型に沿って網代に編んで素地を作る漆器で、軽いうえに、乾燥や湿気の影響を受けることが少ないため、どんな環境でも安心して使えるという特徴があります。年数が経つにつれ塗面の漆が痩せ、編目が浮き上がってくる経年変化もまた籃胎漆器の魅力のひとつです。
今回は、当研究所が所蔵する籃胎素地作品のほか、海外の籃胎漆器や籃胎の工程見本・道具などを展示します。
この機会に、貴重な籃胎の数々をご鑑賞ください。
※画像をクリックするとチラシ両面が現れます。
令和6年7月12日(金曜日)~9月8日(日曜日)会期中無休
9時00分~17時00分
香川県文化会館1階 香川漆芸ホール
高松市番町一丁目10番39号
無料
香川県漆芸研究所
〒760-0017 高松市番町一丁目10番39号
電話 (087)831-1814
太田儔「籃胎蒟醬香盒「道しるべ」」など作品6点のほか、海外の籃胎漆器、籃胎工程見本、道具など。
同時開催 人間国宝作品特別展示
■太田 儔「籃胎蒟醬箱「風薫る頃」」
■大谷 早人「籃胎蒟醬菓子器「川瀬」」
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