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香川県漆芸研究所では、香川漆芸に身近に親しんでいただけるよう、1階香川漆芸ホールで定期的にテーマを変えて作品展を開催しています。
今回は、香川県指定無形文化財髹漆保持者である西岡春雪氏の作品を展示します。西岡氏は、当研究所第1期生で、素地に縄を用いた《縄胎漆器(じょうたいしっき)》の作品を数多く発表しており、第48回日本伝統工芸展で「縄胎朱塗食籠」が朝日新聞社賞を受賞するなど数々の賞を受賞しています。
どうぞ、縄胎漆器の漆越しの縄目が作り出す豊かな表情をお楽しみください。
また、今回から作品展の開催に併せて、同ホール内に「人間国宝コーナー」を設置し、当研究所が所蔵する重要無形文化財保持者(人間国宝)の作品を、随時、展示することとしましたので、併せてご鑑賞ください。
※新型コロナウイルス感染症の防止対策にご協力の上、ご観覧いただきますようお願い申し上げます。
令和3年7月16日(金曜日)~8月29日(日曜日)会期中無休
午前9時~午後5時
香川県文化会館 1階 香川漆芸ホール
高松市番町一丁目10番39号
無料
西岡春雪「縄胎朱塗食籠」など作品22点と人間国宝・音丸耕堂、磯井如真の作品
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