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香川県漆芸研究所では、香川漆芸に身近に親しんでいただけるよう、1階香川漆芸ホールで定期的にテーマを変えて作品展を開催しています。
香川の漆芸は、江戸時代に玉楮象谷によって創始されてから現在まで約200年に渡り継承され発展してきました。その特徴は、彫刻刀や剣による彫りと色漆による加飾にあり、「蒟醬(きんま)」「存清(ぞんせい)」「彫漆(ちょうしつ)」の技法は、「香川の三技法」といわれています。
今回は、当研究所が所蔵する、重要無形文化財保持者(人間国宝)や香川県指定無形文化財保持者の三技法による作品 8点と香川の三技法の工程見本を展示します。
3月4日(土曜日)から12日(日曜日)までは文化会館2階で、香川県漆芸研究所の研究生の作品を展示する「漆研展」を開催していますので、あわせてご鑑賞ください。
(PDF:1,391KB) ※画像をクリックするとチラシ両面が現れます。
新型コロナウイルス感染症の防止対策にご協力の上、ご観覧いただきますようお願い申し上げます。
令和5年3月4日(土曜日)~5月21日(日曜日)会期中無休
午前9時~午後5時
香川県文化会館1階 香川漆芸ホール
高松市番町一丁目10番39号
無料
新収蔵の磯井正美「蒟醤矢羽根文箱」など作品8点と香川の三技法の工程見本。
中でも、松原弘明制作「堆漆(ついしつ)工程見本」は初展示です。
同時開催 人間国宝作品特別展示
■磯井正美「蒟醤衆妙之門如意」
■太田儔「籃胎蒟醤香盒「道しるべ」」
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