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実地編:沙弥島海岸(坂出市沙弥島)
7月30日(火曜日) 9:30~11:30
8月9日(金曜日) 9:30~11:30
海ごみをテーマにした自由研究を提案する夏休み自由研究相談教室をウミゴミラの海ごみ研究室(香川県環境保健研究センター 1階)、丸亀市民交流活動センターマルタス、沙弥島海岸にて開催しました。海ごみに関するミニ講座と工作を通じて「海岸漂着物」「マイクロプラスチック」について学ぶ相談教室計8回と、実際に海岸に出てごみを拾う「実地編」計2回の参加者を募集したところ、自由研究などの夏休みの宿題に悩む小学生計62名が参加してくれました。
ミニ講座では、「海ごみはどこからやってくるのか?」「海ごみが増えると誰が困るのか?」「どうやったら海ごみが少なくなるのか?」といった問題に、参加者に意見や考えを発表してもらい、アドバイザーが分かりやすく解説しました。また、「海岸漂着物」がテーマの回では、誤食によりアヒルの胃の中に海ごみがたまっていく仕組みをポップコーン及びポップコーンに見立てた発泡スチロールをすくって紙コップに入れる実験で再現したり、海岸で拾った海ごみやお宝を収納できる海ごみ標本箱を作製したりしました。「マイクロプラスチック」がテーマの回では、一見同じように見えるマイクロプラスチックを素材や大きさなどの違いから分類することでマイクロプラスチックの発生源を考えたり、海岸に落ちていたマイクロプラスチックを使った万華鏡を作製したりしました。
実地編では、実際に海岸に落ちているごみを清掃した後、調査シートを参考にして拾ったごみの種類ごとの分類と個数の記録をしました。記録した内容は、グループごとに発表して何が最も多く落ちていたかなどの意見交換を行いました。
参加者からは「今日分かったことを生かして海のごみや川のごみを拾いたい」、「日本から出したゴミが外国にたくさん流れ着いている事は、初めて知り衝撃でした」「3Rのリデュースが一番大切なことだということが分かったので、これからもマイボトルをもっていきたいです」といった声が挙がりました。
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