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2月初めに台湾を訪問しました。ウィズコロナの時期を迎え、台湾と香川県の観光や文化の交流の本格的再開の働きかけを台湾の関係機関にしてきました。
私は台湾へは30年ぶりの訪問でしたが、台湾の発展は目覚ましく、101階の高層ビルに代表される台北の都市化は30年前の記憶が全くたどれないものでした。
台湾の経済成長率は年5%前後と聞きましたが、車の渋滞や街行く人の雰囲気からもその高度成長ぶりがうかがえました(ところで、2月の台湾は20度前後の気温ですが、台湾の方は寒さに弱いのか、ダウンジャケットを着ている若者が多い光景が印象的でした)。
台湾と香川県の交流は、多くの方が築かれた歴史があります。その歴史が実って高松-台北線は、本年3月に記念すべき就航10周年を迎えました。またコロナ禍を経ての再開も全国の地方空港でトップグループでした。今回の台湾訪問においても、台湾のさまざまな関係者との面談の中でその歴史を感じました。
高松高校と友好協定を結んでいる桃園市の武陵高級中学を訪問した際には、校長先生やPTA代表が総出で歓待していただき、早期の両校の交流再開を要請されました。
コロナ禍で中断していたさまざまな交流を1日も早く再開して台湾と香川県の交流を後世につないでいかなければならないと思います。
台湾の方が抱く香川県のイメージは「うどん」と「瀬戸芸」だと聞きました。「うどん」の底力と「瀬戸芸」のパワーを思い知ったところです。
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