ここから本文です。
2月23日、「一日一斉おもてなし遍路道ウォーク」に参加しました。このイベントは「NPO法人遍路とおもてなしのネットワーク」が主催して、四国遍路道約1,200キロを1日で一斉に10キロ程度の区間に分かれて歩くものです。
今年で8回となりますが、今年は約5,300人もの参加があり、前回の5倍近い参加者となりました。参加された方ありがとうございました。楽しんで歩きながら、遍路道が安全か?迷わないか?トイレがあるか?などを点検して、遍路道の改善につなげ、最終的には四国遍路の世界遺産登録を目指しています。
当日、私は善通寺(75番札所)を出発して、甲山寺(74番札所)、出釈迦寺(73番札所)、曼荼羅寺(72番札所)、弥谷寺(71番札所)までの約8キロを歩きました(札所の順番の逆の順に回ることを「逆打ち」と呼ぶそうです)。
この逆打ちの8キロはかなり登り坂が多く、弥谷寺に着いた時はほっとしました。
遍路道の大半の曲がり角には先人が建てた石柱があり、お遍路さんが道に迷わない工夫がされております。一方、ところどころに自動車との錯綜や用水路への転落の恐れなどといった安全上の課題箇所もありました。
遍路道の通過する市や町は県内10市町にわたります。県と市町が連携して安全で快適な遍路道になるように進めていきたいと思います。
8キロのウオークの中で、綾川町の皆さんからおうどんや、善通寺市の小学生の皆さんからぽんぽん菓子とお茶のお接待をいただきました。ありがとうございます。
このページに関するお問い合わせ