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2月4日、高松市で「第七回全国高校生花いけバトル全国大会」が開催されました。この花いけバトルは、わずか5分間で、ステージ脇に展示された花や枝を大きめの鉢に生け、その出来栄えを審査する競技です。審査は、花を生けている5分間の体の動きと、生けた花の芸術的評価2つの面から行われます。
私も競技を観戦しましたが、5分の間に高校生がステージを走りながら花を運ぶスピード感あふれた動き、そしてダイナミックな作品が完成していく光景は、大変見ごたえのあるものです。出来上がった作品の美しさ、そして審査後に直ちに解体されるはかなさも心を動かされます。中には4分30秒くらいでせっかく生けた花が鉢ごと倒れ作品が全く出来上がらないケースもあり、その際の高校生の泣き崩れる姿には声をかけることのできない存在感があります。
香川県で始まった花いけバトルですが、年々参加者が増え、今年は全国から過去最多の113校、260チームの参加がありました。その激しい競争の中で、見事香川県立飯山高校の黒川さん、秦さんのチーム「飯山 花笑み」が全国優勝を果たしました。おめでとうございます。全国高校生花いけバトルが今後さらに全国に広がり、花いけの甲子園と言われる大会に育てていきたいと思います。
香川県には、美しいお花がたくさんあります。マーガレットの生産量は全国1位、香川県で開発されたラナンキュラス「てまり」シリーズは全国ブランドになってきました。もっともっと香川の方にお花を楽しんでもらえるよう、これまでもご利用いただいておりました高松空港の北にある園芸総合センターを、お花を中心にさらに充実し、楽しくお花を見ていただけるよう改修して、「さぬきフラワーガーデン」として、令和7年3月にリニューアルオープンします。
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