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12月18日、香川県県民ホール(レクザムホール)で「かがわ第九 2022」のコンサートが3年ぶりに開かれ、たくさんの県民が年末恒例の迫力ある演奏を楽しまれました。
この「かがわ第九 2022」では香川県出身の4人の著名な声楽家がソリストとして出演され、きれいでパワフルな歌声を聞かせてくれました。
このコンサートは「かがわ文化芸術祭」のプログラムの1 つとして開かれました。
「かがわ文化芸術祭」では、絵画、ポスター、音楽、演劇、書道、舞踊などあらゆる文化芸術の展覧会やイベントを県内各地で秋から冬にかけて実施しています。
現在、香川県は「アート県かがわ」というブランドを全国的に、また世界的にも獲得しつつあります。これは2010年から3年ごとに開催している瀬戸内国際芸術祭の効果が大きいことは言うまでもありません。
一方で「アート県かがわ」を支えているのは文化芸術のさまざまな分野で世界で活躍されている本県出身のアーティストであると思います。漆芸家、フルート奏者、オペラ歌手、美術家などの数多くの方がおられます。
なぜ香川にアートが育ったかについてはいろいろな説があります。金子・元知事がアートを生かした地域づくりを目指したこともあります。また、県内高校には美術科や音楽科などアートに関する学科を有する伝統校が複数あり、毎年才能豊かな人材を輩出していることもあると思います。
アートの力は産業や観光の活性化にもつながっています。県民みんなで「アート県かがわ」を盛り上げましょう。
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