ここから本文です。
昨年の11月3日、怪童と慕われた故中西太さんのお別れの会が高松市内で開かれました。会には香川県内の高校野球関係者と侍ジャパン前監督の栗山英樹さんをはじめとしたプロ野球関係者が多数参加されました。
高松市の中央公園の場所に以前、中央球場がありましたが、中西さんが高松一高時代には、その球場で場外ホームランを何度もかっとばしていたという話を小さい頃父親から聞きびっくりしたことをよく覚えています。
また、中西さんは指導者としても多くの実績を残されました。イチロー選手も教え子の1人です。ポイントを押さえた指導は栗山さんの感動の弔詞からもうかがえました。
お別れの会は参加者皆さんが中西さんとの良い思い出に浸り、会場全体が何か温かい雰囲気に包まれていました。
そして中西さんが香川県民に残してくれた「何苦楚魂」(人生何事も苦しい時が自分の基礎をつくる)は香川県民として次の世代に引き継いでいくメッセージだと思いました。
当日は午前中レクザムスタジアムで高松一高、高松高校、高松商業の3校の野球部OBによる追悼試合が行われました。中西さんも生前にはこの3校のOB交流試合に参加されていたようです。私も中西さんの遺影の見守る中で始球式で投球しました。何とストライクでした。キャッチャーをしてくださった高松高校の同級生の細川君のおかげです。
読売ジャイアンツの浅野翔吾選手、バスケットボールNBAの渡邊雄太選手と香川県から日本を代表するスポーツ選手も次々登場しています。彼らの活躍を香川県民が期待しています。がんばってください。
太っさん、安らかにお眠りください。
このページに関するお問い合わせ