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7月7日から9日の3日間、高松市などで、斉藤国土交通大臣をはじめ、G7各国の都市担当大臣が参加して、G7香川・高松都市大臣会合が開催されました。
県民の皆さんには、いろいろな場面で会合関連行事にご参加いただきました。学校では、サミット給食も実施してG7のメニューを作っていただきました。また、サンポート高松地区をはじめ、周辺道路の渋滞緩和にご協力いただきありがとうございました。
歓迎のレセプションでは讃岐獅子舞を、国土交通省主催の晩さん会ではサヌカイトの演奏を披露していただきました。素晴らしいパフォーマンスをありがとうございました。県民一丸となって会合を成功に導けたと思います。
会合のテーマは「持続可能な都市の発展に向けた協働」でした。一見、なじみにくいテーマですが、家などの建物を含む生活上から排出するCO₂は全体の約3分の1に当たり、CO₂削減には一人一人の新たな生活習慣への「移行」が重要であり、実は大変身近なテーマです。
そして生活習慣の「移行」の前提となるのは都市政策です。この会合でまとめられた「香川・高松原則」には、歩いて暮らせる都市づくりや断熱性能の高い家づくりの推進も盛り込まれました。この会合を機会に、香川・高松から持続可能な都市づくりを進めていきましょう。
ところで、この会合の期間中に、G7の代表の方を栗林公園にご案内し、掬月亭で抹茶を振る舞いました。多くの代表者から、次々と「Beautiful!(美しい)、Amazing!(素晴らしい)」「こんな公園は世界でも見たことない」などの声が上がっていました。栗林公園の偉大さを、その価値を再認識させられました。
また、最終日には直島をご案内しました。この行程中も、島と海、そして地中美術館の美しさ、さらに道中の船旅で甲板に出ての海上の波しぶきや潮風すべてがご経験のないものだったとのご感想をいただきました。
この会合の成功が、長く県民の思い出に、そして財産になることを願います。
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