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電話で落とし物の問い合わせに対応する様子
生まれ育った香川県のために働きたいという思いで、香川県職員を志望しました。警察行政事務は行政職となるので、公安職の警察官とは職務の権限や内容に違いはありますが、常に警察官と連携して問題解決にあたります。「警察官と協力して県民の安心・安全を守る」というところに魅力を感じ、警察行政事務を受験しました。
東かがわ警察署の会計係として、主に遺失・拾得物に関する業務を行っています。具体的には落とし物に関する問い合わせや、落とし物の返還や届出手続きの対応です。その他の業務として、旅費の手続きや必要物品の購入などがあり、警察署の円滑な運営のため職務に励んでいます。
8時10分 | 登庁 |
8時30分 | 遺失・拾得物業務開始(窓口業務開始) |
9時00分 | 交番等からの引継・拾得物の整理 |
12時00分 | 昼休憩 |
13時00分 | 拾得物品整理 |
16時30分 | 当直勤務員への拾得物引継 |
17時15分 | 窓口業務終了、退庁 |
警察行政事務の職員は裏方としての業務が多く、県民の方と関わることはあまり多くはないだろうと思っていました。しかし、実際に入庁してからは、遺失・拾得物業務を通して県民の方々と直接関わる機会も多く、困っている人のために働くことができる仕事であると感じました。
落とし物をして来庁される方は、思い出の詰まった大切なものを落としてしまい、とても落ち込んでいる方もいらっしゃいます。そういった方々に無事に落とし物を返すことができ、喜んでいただけることや「ありがとう。」と声をかけていただくことが、職員としてのやりがいを感じる瞬間です。
警察行政事務の業務は、組織の裏方として従事するものだと思われがちですが、様々な業務を通して県民の方々と直接関わる機会も多くあります。警察官と協力して安心・安全を守る香川県警察の一員として、そして何より県民のために働きたいと考えている方はぜひ受験していただきたいです。
また、警察行政事務の仕事は知られていないことも多く、どんなことをしているのだろうと思う方も多いと思います。そういった方は業務説明会やイベントなどに積極的に参加し、この仕事について少しでも知っていただくことで、警察行政事務を志すきっかけにしてほしいです。
(掲載内容は、2025年2月現在のものです。)
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