ここから本文です。
結核感染症患者への服薬指導の様子
私は、大学の保健所実習で、保健所の職員が新型コロナウイルス感染症の対応を迅速かつ丁寧にされている姿を見て、仕事に携わりたいと思いました。また、精神保健福祉や難病、感染症業務など幅広い分野で広域的な活動ができる県の保健師に魅力を感じ、生まれ育った香川県で県民の皆さんが健康で安心して暮らせる地域をつくりたいと思い、志望しました。
主な担当業務は、結核・感染症業務です。結核患者さんの服薬支援や接触者健診等を関係機関と連携して行っています。社会福祉施設等で感染症の集団発生が生じた場合には感染対策の相談を受け、感染拡大防止に努めています。また、結核や感染症に関する知識の普及啓発のため、研修会や出前講座も実施しています。他には、HIV・肝炎の血液検査や骨髄バンクの登録事業を実施し、病気の早期発見や正しい情報の普及を行っています。
8時25分 | 登庁 |
8時30分 | メールチェック |
9時00分 | 家庭訪問準備、電話相談への対応 |
10時00分 | 家庭訪問 |
12時00分 | 昼休憩 |
13時00分 | 家庭訪問記録 |
14時00分 | 感染症電話相談 |
17時15分 | 退庁 |
感染症発生時には、感染拡大防止のために、迅速に対応することが大変でした。感染症によって対応方法が異なるため、日々、感染症についての知識や対応方法を学んでいます。悩むこともありますが、そのような時は、一人で考えず先輩や上司に相談しています。
患者さんや相談者から感謝の言葉をかけていただいた時は、大変嬉しく思います。
県の保健師は、県内各地を広く知ることができ、多くの関係機関や地域と繋がりを持ちながら地域で暮らす人々の健康に関わる仕事ができることが魅力だと思います。また、教育体制が充実しており、日々の業務について先輩保健師に相談に乗ってもらえるので、安心して働くことができます。
就職試験の勉強だけではなく、実習、卒業論文、国家試験対策と忙しく、不安なことが多いと思いますが、応援しています。
(掲載内容は、令和6年2月現在のものです。)
このページに関するお問い合わせ