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講習会にて剪定箇所を指し棒で指示
私は、大学では農学部において蔬菜(そさい)園芸学を専攻しており、そこで学んだ知識を生かせる職業につきたいと考えていました。また、農業を身近に感じる山間部で生まれ育ったこともあり、地元である香川県の農業に貢献したいという気持ちが強くあったため県職員(農業職)を志望しました。
私は園芸部門の果樹経営を担当しており、担当品目はモモとカキです。主な職務内容は管内の農業従事者の方へ向けた栽培技術の指導であり、講習会等を中心に行っています。また、管内の園地を巡回し、各圃場条件に合わせた栽培技術の個別指導を行うほか、新技術の現場検証として現地の圃場にて調査研究なども行っています。
8時15分 | 登庁 |
8時30分 | メールチェック |
9時00分 | 摘果・摘蕾講習会 |
12時00分 | 昼休憩 |
13時00分 | 管内園地巡回調査・栽培指導 |
15時00分 | 調査研究圃場にて調査・作業 |
16時00分 | 調査研究データ入力 |
17時15分 | 退庁 |
指導者という立場となり、農業者の方々へ栽培技術をお伝えすることもあれば、逆に長年の経験則を教えていただくこともあります。経験が浅いところもありますが、農業という共通の話題を通して真摯に向き合ってお話していくと、栽培上の課題や悩みが見えてきます。それに対してご提案をすると「良いことを聞いた、やってみよう。」と言ってくださることがあり、香川県の農業に少しでも貢献できたと嬉しく思います。また、農家の方たちだけでなくJAや市町の職員など関係機関の方々と関わっていく中で、社会人としてだけでなく人として成長できていると感じることも県職員として務める中でよかったことだと考えています。
採用試験には農業の基礎知識だけでなく時事問題も絡んでくるため、試験勉強の他に県のHPや日本農業新聞などで情報収集をしていました。わからないこともあるかと思いますが、地道に試験対策をしていけば大丈夫です。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。
(掲載内容は、2025年2月現在のものです。)
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