ここから本文です。
6月10日(日曜日)、高松市中山町のびわ生産者宅及び高松市西部かんきつ共撰場等において、県内の小学生とその保護者を対象に、新たに「さぬき讃フルーツ」に仲間入りしたびわ「なつたより」の産地交流会を開催しました。
参加者は、びわの園地見学をしたり、生産者から栽培等についての話を聞いたり、また、出荷調整作業の様子を見学しました。ワークショップでは、「なつたより」はもちろん、他品種の「陽玉(ようぎょく)」や「茂木(もぎ)」との食べ比べをしました。
参加者の方からは「大きいびわを初めて見て、びっくりした」、「びわの木の高いところまで袋掛けをしたり、出荷調整作業では、極力びわに触れないように気遣いしていたりと、手間ひまがかかっていることが分かり、びわの価格が高くなることが理解できた」などの声が聞かれ、有意義な交流会となりました。
園主の湯谷芳章さん(香川県果樹研究同志会びわ部会長)より、びわの栽培等、農作業の工夫やこだわりについて、お話をいただきました。また、出荷調整作業について説明を受け、選別機(L、Mなどのサイズを選別)について教えてもらい、早速、びわの選別を体験!
パックや化粧箱詰めは、皮のうぶ毛を取らないように、細心の注意をはらっていることも学びました。
ワークショップでは、東讃普及センター果樹担当普及員より、産地の状況や「なつたより」以外のびわについての説明があり、知識を深めていただきました。さらに、食べ比べ体験により、香川のびわを満喫しました。
産地交流会お決まりのさぬき讃フルーツ・びわに関する〇×クイズでは、皆さんの正答率が高く、学習したことがしっかり理解されていました!
最後に、集荷場を見学し、高松市西部かんきつ共撰場の北谷所長より説明を受け、参加者の方は、普段、目にすることのない集荷の状況を知ることができ、質問が飛び出すなど関心を持たれた様子でした。
このページに関するお問い合わせ