ここから本文です。
香川県のナシの栽培は、100年以上の歴史があり、ナシの郷と知られる観音寺市豊浜町では、「ホウナンの梨」として販売をしています。
瀬戸内海を望むなだらかな斜面で、温暖小雨な気候と排水や風通しのよい、恵まれた環境が育てたホウナンの梨は、甘くてシャキシャキとした食感で、完熟で収穫することから、味わい深さがあります。また、光センサーによる非破壊選果機を導入し、品質を揃えて出荷しています。
主な産地・・・観音寺市
現在の主力品種は、「幸水」、「豊水」、「あきづき」で、いずれも皮が褐色がかった赤なしです。「幸水」は、糖度が高く、しゃっきりとした歯ざわりでみずみずしく、口に広がる果汁たっぷりな果肉が特徴で、出荷時期は8月上旬から下旬です。
「豊水」は、やわらかい食感で、名前のとおり果汁がしたたりおちるほど水分が豊富です。また、1個の重さが平均380gと大きく、甘みが強く酸味も適度にあり、9月上旬から9月中旬に出荷時期を迎えます。
「あきづき」は、500g程度と豊水よりも大きく、甘みが強く、酸味が少なく、果肉が柔らかいのが特徴で、出荷時期は9月中下旬です。
香川県では、県オリジナル品種を中心とした果物で、県で認定した生産者が栽培し、糖度など一定の品質基準を満たしたものを「さぬき讃フルーツ」として推奨しています。
品質基準:秀品ランク、平均糖度12.0度以上
このページに関するお問い合わせ