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香川県農業試験場府中果樹研究所が育成した品種です。
香川県が開発した小粒ながら非常に美味しいキウイフルーツの意から、「香粋」と命名し、平成11年に品種登録されました。
現在、約1haで栽培され、約3tの果実が、県内市場を中心に出荷されています。
主な産地・・・善通寺市、三豊市
1果あたりの重さが、一般的なキウイフルーツの3分の1~半分程度しかない、一口サイズのキウイフルーツです。
また、果実の表面に毛がないため、指で半分に割って果肉を押し出すと、一口ゼリーのように簡単に食べることができます。
糖度は、ヘイワードより2度以上高く酸味も少ないため、食べやすいキウイです。
海外産ゴールドキウイフルーツが少なくなる11月上旬から12月上旬だけ出回ります。
なお、有限会社キウイバードコーポレーションでは、「キウイのたまご」の商品名で販売しています。
香粋をおいしく食べるためには、お店で購入後、家庭で追熟させる必要があります。
温度で追熟が促進されますので、ポリ袋に入れて常温で保存すると、しなびず本来の風味に仕上がります。
果実の縦面を指で軽く触ってみて、鼻の頭くらいの柔らかさになっていれば食べ頃です。
香川県では、県オリジナル品種を中心とした果物で、県で認定した生産者が栽培し、糖度など一定の品質基準を満たしたものを「さぬき讃フルーツ」として推奨しています。
品質基準:秀品・優品ランク、平均糖度14.0度以上
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