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なつたよりは、果実重が約56gと大玉で、果肉が柔らかく糖度が高く、酸味が少ないなど食味に優れる品種です。
主な産地・・・高松市、坂出市、善通寺市、三豊市
「なつたより」は、「長崎早生」と「福原早生」の交配により、平成21年に長崎県で品種登録された品種です。熟期は6月上旬で「茂木」より少し早く、果皮の色が橙黄色で、形はやや丸みがあります。
本県のびわはミカン園の防風樹として導入され、昭和40年代から本格的な栽培・出荷をするようになりました。現在、71haで栽培されており、生産量が全国4位と本県果樹を特徴づける品目となっています。(令和2年度)
びわはこれまで外観による品質評価でしたが、県農業試験場府中果樹研究所の研究により、なつたより専用のカラーチャートを用いることで、果実を傷つけずに糖度などを品質評価することが可能となりました。
香川県では、県オリジナル品種を中心とした果物で、県で認定した生産者が栽培し、糖度など一定の品質基準を満たしたものを「さぬき讃フルーツ」として推奨しています。
品質基準:秀品ランク、カラーチャートの示度3以上(平均糖度12.0度以上、リンゴ酸0.3%以下)
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