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「さぬきゴールド」の来歴
香川県農業試験場府中果樹研究所で、アップル系品種に中国系キウイフルーツの雄品種を交配して育成した品種です。
香川県が開発した黄金色の果肉をもつキウイフルーツの意から、「さぬきゴールド」と命名し、平成17年に品種登録されました。
現在、約12haで栽培され、約80tの果実が、JA香川県及び農地所有適格法人を通じて京浜及び京阪神市場を中心に出荷されています。
主な産地・・・高松市、善通寺市、三豊市
世界最大級の大きさ(1果あたりの重さは200g前後)で、艶やかな黄金色の果肉が特徴です。
また、香川県では、国内で唯一、キウイフルーツの袋掛け栽培を行い、美しい外観に仕上げています。
糖度は、ヘイワードより3度程度高く、非常に甘いキウイです。また、世界最大級の大きさで、豊かな果汁とメロンのような食感を楽しめるゴールドキウイです。
さらに、光センサーを用いた非破壊糖度測定器で、収穫前に全園地の果実糖度を測定し、品質で区分して出荷しています。
JA香川県では、糖度が高い最上級品を「黄様(おうさま)」として販売しています。
キウイフルーツはビタミンが豊富で、その中でも、さぬきゴールドはビタミンCが通常の品種の約3倍で、ビタミンEも豊富です。
消費者の健康志向を踏まえ、全国に先駆けて、平成27年10月から、栄養成分の効果を表示した「栄養機能食品」の販売をギフト用商品で行っています。
さぬきゴールドをおいしく食べるためには、お店で購入後、家庭で追熟させる必要があります。(追熟期間:追熟処理後、常温で7~10日)
購入後、果実が固い場合は冷蔵庫に入れず、常温で保存してください。ポリ袋にリンゴ※を1個とキウイを一緒に詰めると、追熟が早く進むばかりではなく、しなびずに本来の風味に仕上がります。
果実の縦面を指で軽く触ってみて、鼻の頭くらいの柔らかさになっていれば食べ頃です。
※つがる、王林、ジョナゴールド等エチレン生成量の多い品種が適する。
香川県では、県オリジナル品種を中心とした果物で、県で認定した生産者が栽培し、糖度など一定の品質基準を満たしたものを「さぬき讃フルーツ」として推奨しています。
品質基準:秀品・優品ランク、平均糖度13.5度以上
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