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去る3月11日に発生した「東北地方太平洋沖地震」は、マグニチュード9.0という国内観測史上最大の地震であり、この地震と、それに伴って生じた大津波によって、東北各県の太平洋沿岸を中心として甚大な被害がもたらされました。
死者・行方不明者をはじめ、受けた被害は想像を絶するものがあり、住宅を失った方々の避難所生活も長期になる恐れがあります。水道や電気などのライフラインをはじめとして、鉄道や空港・道路などのインフラ、さらには各種公共施設や土地・家屋等の公的・私的財産も大きな被害を受けています。これら人的・物的被害を合わせて、今回の被害がいかに大きなものであるかは、地震発生後3昼夜を経た今日なお、その全容が判明していないことからも明らかであります。
本県議会は、香川県民を代表して、亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々に対して、心からお見舞い申し上げる次第であります。
同時に、このたびの国難とも言うべき事態に対して、我が国国家・国民の総力を結集し、あらゆる手立てを講じて一刻も早い救助と間断のない救援が実施されるよう強く念願するものであります。
我々すべての気持ちは、被災された皆さんと共にあります。
本県議会は、1日も早い被災者の生活再建と被災地の復興を確信し、それに対して、出来得る限りの支援を行う決意であることをここに表明いたします。
以上、決議する。
平成23年3月14日
香川県議会
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