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今年も畜産コースでは、畜産物と配合飼料の供給と流通状況を学ぶために、次の3か所の施設で現地研修を行いました。
最初の「鶏卵GPセンター」は、グレーディング・アンド・パッキングセンター、つまり鶏卵の格付(選別)包装施設のことをいいます。格付けとは、規格取引上の卵重区分(SS、S、MS、M、L、LL)に分別することで、鶏卵流通には欠かせません。
次の「食鳥センター」は、主に県内飼育業者から出荷されたブロイラー等を衛生面はもとより確かな品質管理を行って処理し、良質な国産チキンを市場へ供給している施設です。
最後の「配合飼料工場」では、輸入トウモロコシ等の原材料を家畜の種類や生育時期、使用目的に合わせて必要な栄養素を含むようにうまく調製して配合した飼料を生産しています。
今年の1年生は2名と少数でしたが、例年以上に責任者の皆様と活発な意見交換ができ、2時間程度ではありましたが、いずれもたいへん有意義な時間を過ごすことができました。
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