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12月11日に愛媛県四国中央市で四国ブロック意見発表会が開催され、四国4県の農業大学校の代表学生が農業や農村の現状と向き合い、日頃今の学習を通じて将来展望などについて意見発表をしました。
香川農大からは、野菜園芸コース1年尾池さん、果樹園芸コース松原さんの2名が代表として出場し、尾池さんが最優秀賞、松原さんが優秀賞を受賞しました。
野菜園芸コース尾池さんは、「安全に、楽しく、余裕のある農業。農業の自動化について考えること」と題して、自宅のネギ栽培を手伝う中で、作業の効率化や品質の平準化を図りたい。その1つとして農業の機械化、自動化を進めて農業の抱える問題をいくらかでも解消したい。
そのためには、機械の知識の習得、導入、維持コストと合わせて、機械の汎用性向上などが必要と考えており、農業の自動化により「安全に、楽しく、余裕がある農業」を進めたいと発表しました。
果樹園芸コースの松原さんは、「私の目指すもの」と題して、幼い頃、給食時間の放送で聞いた「農家の方が作った農産物が使われています」の言葉で農業への関心が高まり、進学した農業高校で経験した農産物栽培や買っていただいた方の笑顔が農業への原動力となった。
将来はSNSを使って、自分や地域農業の情報発信、交流を通じて、農業や農作物を身近に感じてもらえる活動に取り組むこと。給食の時間に「私が作った農産物を使っているので食べて下さい」と言える日を夢見て頑張りたいと発表しました。
なお、最優秀賞を受賞した尾池さんは、四国ブロックの代表として2月に開催される全国大会に出場する予定です。
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