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この講習会は、香川県畜産課の主催で隔年開催されており、前半は農業大学校での学科講習が7月31日から8月9日まで、後半は畜産試験場での実習が8月19日から9月3日までの予定で計画されました。
今年の夏は、5月以降に新型コロナウイルス感染症が流行、「第11波」が発生しましたし、連日の猛暑で熱中症の危険性が非常に高かったため、受講生の体調に配慮しながらの難しい運営となりました。また後半においては、台風10号の影響で実習を1日延期しましたが、何とか乗り切ることができました。
修業試験は9月5日に実施され、出席率や試験の判定基準を満たした農大生5名が合格しましたので、今後、県畜産課に対して「家畜人工授精師免許証」の交付申請を行う予定です。
この免許は、本校畜産コースの学生にとって、最も重要であり、しかも難易度が高いことから、今後の就農や就職に有利な資格です。農大ではこの資格を十分に活用して、将来畜産振興に貢献できる人材を一人でも多く育成したいと考えています。
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