卒業制作機械システム科

機械システム科

令和元年12月26日

こんにちは。機械システム科の指導員です。今回は、卒業を控えた機械システム科2年生が鋭意取り組んでいる卒業製作についてご紹介します。ではさっそく製作しているモノを見ていただきたいと思います。こちらです！！

卒業制作の様子1

これは、悪路でも難なく走れる不整地走行車両です！！もともと過去に使用されていた木材粉砕機を分解し、リメイクしたものです。分解した部品は溶接によってつなげられています。溶接とは、溶けやすい金属を接着剤代わりに使って、金属をくっつける手法のことを言います。身の回りの金属製品には多く用いられています。

ガス切断の様子

作るうえで必要な部品がないことがあります。そんな時、金属の板を切断したりするなどして、足りない部品は自作もしています！今回、切断方法としてはガス切断を主に行いました。ガス切断とは、金属を熱しながら酸素を勢いよく吹き付けることで、金属が溶けて吹き飛ばされるのを利用した切断方法です。溶かしすぎると、溶けた金属がくっついて切れませんのでコツをつかんでおくことが大事です。

機械システム科では2年間で溶接や金属を削る旋盤等の切削加工作業、パソコンを用いた製図等も実技メインで学ぶことができます。機械システム科に興味をもった方は是非、オープンキャンパスや学校祭に足を運んでみてくださいね！

卒業制作の様子2