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機械システム科2年生は現在、卒業製作の一環でクレーンゲームを製作しています。
今回はクレーンの駆動部分の製作過程について少しご紹介したいと思います。
最初にスケッチ図の作成を通して駆動部分の仕組みを設計・検討します。
次に3DCADを用いてモデリングを行うことで加工部品の寸法や部品の組み合わせによる詳細な機構を決定していきます。
アーム部分ではアームの開閉に「パンタグラフ機構」及び「ラック&ピニオン機構」と呼ばれる駆動の仕組みを取り入れました。
縦横軸方向移動部分については「チェーン」と「スプロケット」と呼ばれる部品の組み合わせにより、台車を各方向へ移動させます。
そして、加工や組み立てを行い完成させた各部分がこちら。
今後は全体を支えるためのフレーム部品を機械加工や溶接にて製作し、組立・調整を行っていく予定です。
機械システム科ではこのように実際の機械メーカーと同じ「設計 ⇒ 製図 ⇒ 加工 ⇒ 組立 ⇒ 動作確認」の流れで製品を製作する体験を実習に取り入れています。
「本格的なものづくりを学びたい方」、「機械系企業に少しでも興味がある方」、機械システム科では基本的な知識・技術からしっかり学ぶことが出来ますので是非是非、一緒に学びましょう!
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